いよいよ10月1日から、軽減税率対象品を除き、消費税率が10%に上がります。
それとともに、消費の冷え込みを防ぐため、いくつかの施策が実行されます。
弊社に関係深いのは、次世代住宅ポイント制度とキャッシュレス・消費者還元事業です。
次世代住宅ポイント制度は、新築もリフォームも適用されます。
断熱改修やエコ住宅設備の設置、耐震改修、家事負担軽減設備の設置など、あらかじめ決められた工事を対象にポイントが与えられます。
そうして得たポイントは、ギフトカタログのようなものから選んで品物に代えることができます。
申請は、消費者(施主様)が行います。
キャッシュレス・消費者還元事業は、中小・小規模事業者から現金以外の手段で買い物をすれば代金の最大5%ものポイントが与えられるという制度です。
現金以外の手段とは、クレジットカード/デビットカード、電子マネー、QRコード決済です。
銀行振込は対象ではありません。
国は、これらの決済手段の普及を目指したいようです。
当初、リフォーム工事は前述の次世代住宅ポイント制度があるので、対象外という話でした。
しかし、その後、リフォーム工事も含まれることになりました。
そこで、弊社もキャッシュレス決済対応をすることにしました。
8月7日の記事でも紹介したように、クレジットカードでのお支払いができるようにしました。
そのときは本社事務所のみの対応としていましたが、ショールームでも取り扱えるようにしました。
導入した機器は、電子マネーも使えるのですが、弊社では取り扱いません。
QRコード決済は、LINEペイが使えます。
LINEペイは、2種類の決済方法があります。
大垣設備では、消費者のスマホでQRコードを発生させ、それを店側が読み取る方法は取り扱いません。
店に掲示するQRコードを消費者のスマホで読み取って決済する方法だけ使うことにしました。
しかし、キャッシュレス・消費者還元事業の加盟店登録は締め切られたようで、ポイント還元の対象になりません。
このほかOrigamiペイを申請しています。
キャッシュレス・消費者還元事業の加盟店登録が必要です。
大垣設備は、7月初旬に申請しました。
早い方だったと思います。
ところが、あと1週間で増税が始まるという時になっても、通知が来ませんでした。
代行する○○○ペイさんの手続き漏れではないかと、メールを送りました。
今日、やっと加盟店番号などの通知が来ました。
本音を言うと、現金大歓迎です。
キャッシュレス決済では、手数料を取られるからです。
リフォーム工事は、数十万円〜数百万円の買い物です。
銀行から振り込んでいただけると助かります。