今日の午後、「平成20年3月新規学校卒業者求人取扱説明会」に行ってきました。
大垣公共職業安定所が開催したものです。
会場の大垣市情報工房のスインクホールは、満員とまではいきませんが、7−8割の座席が埋まっていました。
こんなに希望する会社があっては、なかなか当社まで新卒者はまわってこないだろうな、と悲観的になりました。
2時間ほどの間に、人権問題のビデオを見、出身による差別を避けることや、改正された男女雇用機会均等法について、また障害をもった人の雇用促進についてなど多くの説明を受けました。
さらには、熟年労働者の会社間の出向・移籍を斡旋する「産業雇用安定センター」のPRまで、と盛りだくさんでした。
面接試験や学科試験、とくに作文は、気を付けなければいけません。
両親・家族のことを尋ねたり、書かせたりしてはいけません。
本人の適性・能力だけで合否を判定するのであって、本人にはどうにもならないことで判定してはいけないんです。
もちろん、思想、信条、宗教などで差別してはいけません。
性同一性障害で差別してもいけません。
「性的指向」で差別してもいけないとまで書いてあります。
えっ、幼児性愛者だとか屍体愛好者だとかわかってても採用しないといけないの?
「私はこういう人になりたい。」どころか、「私はこういう従業員になりたい。」という作文を書かせてもいけないんです!
どこの会社も、やる気のある若者がほしいんだけどな〜
そのうち「生まれつきの能力で差別してはいけない」と言われそうです。