昨日、大垣コロナシネマワールドに映画を観に行きました。
今、スタジオジブリのアニメ映画などのリバイバル上映が多くて、新規公開作品はごくわずかです。
これも新型コロナウイルスのせいです。
そりゃ、ここ数ヶ月、どこの映画会社も、まともに撮影できなかったでしょう。
そんな中、貴重な新規公開作品が「弱虫ペダル」。
普段なら、まず選ばない作品です。
原作は、少年チャンピオン連載マンガだそうです。
スポ根モノは少年マンガには欠かせませんね。
主役は永瀬廉。
って、誰?
ジャニーズグループ King & Prince のメンバーだそうです。
BOYS AND MEN は複数形なのに、このグループ名は単数形の組合せなんですね。
殿様キングスは複数形だった。
いや、どうでもいいですね。
原作ファンから見ると、イケメンすぎてミスキャストだという声が上がっているそうですが、私には関係ありません。
ただ、やはりアイドルであって、役者ではないな、と思いました。
その点、準主役の伊藤健太郎は、まさに青春スターの俳優さんです。
NHK朝ドラ「スカーレット」ヒロインの息子役はよかったですね。
はじめて見たのは、NHKドラマ「アシガール」の若殿様役でした。
凜々しい好青年役がハマってますね。
ストーリーはわかりやすいです。
聞いたことのない自転車競技用語が出てくるのはしかたないでしょう。
友情、協力、努力、勇気などの前向きなワードがたくさん思い浮かぶような王道青春映画です。
せっかく橋本環奈が出ているのに、恋愛感情はほとんど出てきません。
私はかつて千葉県民だったので、(レースの山登りコースは鋸山かな?)とか、楽しめました。
彼らが通う千葉県立総北高校は、風景から見て、銚子市あたりにあるのかな、と思ったのですが、Wikipediaによると佐倉市だそうです。
劇中、秋葉原まで往復90キロというセリフが出てきましたから、そんなとこでしょう。
銚子じゃ、遠すぎます。
部活なのに指導教員がまったく出てこないのはどうしてでしょう?
主人公のロードレーサーは誰がお金を払って購入したのでしょう?
とか若干、未消化部分もありました。
良かったのは、音楽。
横山克(まさる)という作曲家によるものだそうです。
私の評価は、☆☆☆