昨日、岐阜公園の中にある岐阜市歴史博物館に行きました。
現在、その2階が「麒麟がくる 岐阜大河ドラマ館」になっています。
大河ドラマ館は、県内では、ほかに恵那市や可児市にあります。
ネットで調べると、京都府亀岡市にも設けられています。
建物入り口付近には、土産物屋や飲食店、観光案内所などが立ち並んでいます。
ふだんはひっそりしている博物館前ですが、大河ドラマ館開催期間中はにぎやかです。
新型コロナウイルス感染防止のため臨時休館されていましたが、5月22日から再開しました。
入場者同士が接近しないよう係員が細かく指示します。
消毒や、体温測定なども強制されます。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で使用した衣装・小道具や稲葉山城・城下町の撮影セットの模型や設営過程の映像などが展示されています。
撮影現場のようすや俳優たちへのインタビューが、大きな3面のスクリーンに映し出されます。
城下町の楽市を再現した展示もあります。
等身大の俳優の写真パネルなどと写真撮影することができます。
もともと岐阜市歴史博物館ですから、関連する展示物があります。
岐阜市周辺のジオラマと絡ませた織田信長の天下統一への活躍を描いた映像や、岐阜城本丸御殿の再現CG映像などは見応えがありました。
経歴が定かでない明智光秀ではなく、どうしても信長が中心になりますが。
2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の大河ドラマ館を訪れたことがあります。
浜松市の文化センターを利用したものだったので、見たのは、NHKが提供する展示物だけだったと思います。
それよりは、ずっと奥行きのある大河ドラマ館になっていると思いました。
1階の「れきはく名品展」も見て、2時間半も滞在してしまいました。
岐阜市歴史博物館は「光秀エリア」、金華山頂上の岐阜城や岐阜城資料館が「信長エリア」、金華山ロープウェー山麓駅や加藤栄三・東一記念美術館は「道三エリア」と名付けられ、それぞれにちなんだ展示があるようです。
雨が降っていたので、「光秀エリア」だけで帰りました。