13日に上京し、展示会・講演会に参加したわけですが、15日には親戚の法事が東京でありました。
その間の14日は、丸っきりフリー。
そこで、美術展をめぐることにしました。
今、東京では、魅力的な美術展が目白押し。
まず、向かったのは、上野の国立西洋美術館。
ル・コルビュジエが設計した美術館の建物自体が世界遺産に登録されています。
昨年7月に、ここで「ミケランジェロと理想の肉体」を鑑賞しました。
今回は、「ハプスブルク展」が開催されていました。
ハプスブルク家は、中世から20世紀初頭まで中部ヨーロッパで盛大な勢力を持ち続けた名門中の名門です。
戦争ではなく政略結婚で権力を保持し続けました。
公式サイトによると、
ハプスブルク家の人々はまた、豊かな財とネットワークを生かして、質量ともに世界屈指のコレクションを築いたことでも知られます。
絵画、版画、工芸品、タペストリー、武具など100点を音声ガイド付きで堪能しました。
常設展示にも音声ガイドがあり、数多い作品鑑賞を楽しみました。
多くの作品が写真撮影可というのが、嬉しい!
簡単な昼食の後、同じく上野にある東京都美術館に向かいました。
私は、毎年3月上旬に開かれる同窓会で上京したついでに、よくここを訪れます。
いつもその時期に魅力的な美術展を開催しているからです。
今回は、それより早いのですが、「コートールド美術館展」が開催されていました。
ロンドンにあるコートールド美術館のコレクションから、印象派・ポスト印象派の作品を展示しています。
音声ガイドは、三浦春馬さんが務めていました。
先日、NHKの「日曜美術館」という番組で、ポスターに使われているマネの最後の傑作「フォリー=ベルジェールのバー」を解説していました。
帰ってきてから知ったのですが、来年1月3日から愛知県美術館でも開催されます。
「子どもへのまなざし」展も開催されていました。
日本人アーチストの作品の最新作を鑑賞しました。
それから地下鉄千代田線乃木坂駅直結の国立新美術館に行きました。
2017年3月に、ここで草間彌生展『わが永遠の魂』」を鑑賞しました。
今回は、「ブダペスト〜ヨーロッパとハンガリーの美術400年」展。
日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念として、ブダペスト国立西洋美術館とハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵の美術作品130点が展示されていました。
これも見応えありました。
3館も歩き回って、腰が悲鳴をあげました。