本日、「第38回大垣市文化連盟祭」が大垣市スイトピアセンター文化ホールで開催されました。
大垣市制100周年記念事業の一環にもなっています。
私は、大垣市文化連盟と関わりはありませんが、知人から入場整理券をもらったので、のぞいてみました。
第1部の表彰式は30分くらいで終了。
第2部「きらめきステージ」では、まず、「スギテツ ミニコンサート」。
「スギテツ」とは、ピアノの杉浦哲郎氏とヴァイオリンの岡田鉄平氏のクラシック・デュオです。
高度な技術に裏打ちされたトリッキーな演奏で楽しませてくれました。
曲目は、鉄道にちなんだもので、パロディーが効いていました。
その後、登壇したのが、東海旅客鉄道梶iJR東海)会長の柘植康英氏。
生まれは、大垣市桧町のお寺。
静里小−西中−岐阜高−東大経済学部と進まれました。
それから、日本国有鉄道(国鉄)に入社。
10年後、民営化にともない、JR東海に移られました。
日本経済新聞最終面に「私の履歴書」が連載されたことがあります。
今日の演題は、「JR東海の『挑戦』と『人づくり』〜リニアが拓く中部の未来〜」。
国鉄時代から振り返り、JR東海の歩みとリニア中央新幹線のことについて、テンポよくお話になりました。
国鉄は民営化されて、本当によかったと思います。
(というか、破綻したので、ほかに選択肢はなかったのでしょうが。)
学生時代、国鉄の東京駅で学割を使って切符を買ったものですが、駅員はたいへん横柄でした。
「お客様」という意識はなかったのでしょうね。
柘植さんも、労使交渉などで、たいそう苦労をされました。
しょっちゅうストライキをやっていましたし、極左過激派が職員に紛れ込んでいたりしました。
リニア新幹線は、日本に大きな変化をもたらします。
東海道新幹線「のぞみ」は、いつも混んでいますよね。
ビジネス客がメインですが、外国人観光客もずいぶん増えました。
東京メトロ並みの発車間隔です。
第二新幹線は必要なんです。
だったら、リニアで東海道とは違うルートを通りましょう、というのは理にかなっています。
南海トラフ大地震の発生に間に合えばいいのですが。
今のままだと大動脈が寸断されて、日本経済は立ち直れないかもしれません。
早期完成が望まれます。