衆議院総選挙が終わりました。
台風で遅れた最後の1議席も確定したのでしょうか?
さて、ここでは、結果についてウンヌンしません。
今回、私は、20日の昼間、市役所に行く用事があったので、ついでに期日前投票をしました。
投票日は暴風雨になるかもしれなかったので。
投票室から出ると、男性が近寄ってきて、「朝日新聞です。出口調査に協力お願いします」とのこと。
通常の投票所での出口調査は見かけたことがありますが、期日前投票でもやっていたとは知りませんでした。
快く引き受けました。
その男性は、タブレット端末を差し出してきました。
各質問に対し、専用のペンで、当てはまる選択肢を押していけと言うのです。
性別、年齢層、小選挙区での投票先、比例区での投票先、いつもの支持政党、そして、憲法9条改正への賛否、原子力発電への賛否について、次々と選択肢を選びました。
なるほどね、これなら周囲を気にせず、回答できます。
今回、期日前投票を済ませた有権者がたいへん多かったそうです。
台風が近づいていたことも一因でしょうが、ほかの要因もあったと思います。
私の友人は、台風と関係なく、15日に期日前投票をしました。
日曜日だというのに、市役所の駐車場は満車でした(そこまで、一緒について行ったのです)。
友人は、勤務先の指示で期日前投票に行ったのです。
そこでもらえる投票証明書を勤務先に提出するためです。
そういうことか、と納得しました。
そんな有権者も多かったのではないでしょうか。
これも、「しがらみ」というやつでしょうか?
私が育った家庭は、選挙好きでした。
毎回、子供ながら、夜遅くまでテレビの開票速報に見入っていたものです。
大逆転があったりして、ドラマチックでした。
それが、なんでしょう、最近の開票速報は。
「開票」なんかしてないのに、いや、開票結果が1票も開示されないのに、どんどん「当選」が出されます。
かつては、確定したら「当選」で、それまでは「当選確実」だったのに、開票前から「当選」を打つのはおかしなことです。
出口調査や事前の世論調査の精度が上がったのでしょうね。
その分、手に汗握るスリル感がなくなりました。
池上さんらの突っ込みやコメントがないと、盛り上がらなくなったとも言えそうです。
