先日、滋賀県長浜市に観光に行った際、「長浜浪漫パスポート」を買ってしまいました。
たった1000円で、市内の観光スポット5ヶ所に入場できる共通入場券です。
そのとき2ヶ所分使ったので、まだ3ヶ所分が残っていました。
それもあって、昨日も長浜に遊びに行ってきました。
まず向かったのは、市街地からは離れた「国友鉄砲の里資料館」。
国友町は長浜市の一部ですが、鉄砲(火縄銃)の生産地として栄えたところです。
その中央にあるのが「国友鉄砲の里資料館」です。
側溝ふたにも鉄砲があしらわれています。
資料館には、数十丁の鉄砲が展示されていますし、鉄砲の製法も映像で説明されます。
また、発明家でもあった国友一貫斎が作った反射望遠鏡とそれを使った天体観測結果なども展示しています。
小さな資料館なので、じっくり観ても1時間ですみます。
町内を散策すると、あちこちに鍛冶師、台師、彫金師などの屋敷跡の石碑が立っています。
一貫斎にちなんだ、「星を見つめる少年の像」もありました。
それから、「ヤンマーミュージアム」に行きました。
立派な企業博物館です。
しかし、ディーゼルエンジンに興味はなく、油圧ショベルなどは見慣れています。
たくさんある体験設備は、お子さまたちが占領しています。
私には向いていない施設でした。
昼食は、「長濱浪漫ビール」のレストランに入りました。
江戸時代の米蔵を改造したものです。
5種類の地ビールが選べます。
雰囲気はいいのですが、料理の種類は少ないです。
ご飯モノは、ドリアのような「てづくり焼きカレー」と数量限定の「近江牛握りずし」しかありません。
お子さま連れのランチには、ちょっときびしいでしょう。
「長浜浪漫パスポート」を提示すると、割引きが受けられました。
食後は、長浜の街を散策してから「長浜城歴史博物館」へ。
長浜城は、秀吉が初めて築城した城ですが、大坂の陣の後、廃城にされました。
その資材は、彦根城の築城にリサイクルされたそうです。
この博物館の外観は古い様式である長浜城天守閣を模したものとはいえ、エレベーターも備えたビルディングです。
ここでは、数々の大河ドラマの復習ができます。
梅雨のさなかだったのですが、ずっと雨は降らずにラッキーでした。
「長浜城歴史博物館」では、「長浜浪漫パスポート」ではなく、「国友鉄砲の里資料館」で渡された割引券を使ったので、まだ1ヶ所分残っています。
パスポートの期限は12月25日。
今度は、どこを訪れましょう?
