5月5日に、大垣コロナで映画「龍三と七人の子分たち」を観ました。
「世界の」北野武監督作品です。
かつてヤクザだった7人のおじいさんたちが、あらためて暴力団「一龍会」を結成します。
そして、オレオレ詐欺、布団の売り付け、などで稼ぐ半グレ集団「京浜連合」に立ち向かいます。
キャストは、じいさん役で、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、小野寺昭ら。
ほかに下條アトム、萬田久子、勝村政信、辰巳琢郎ほか。
北野武自身(ビートたけし)も刑事役で出演しています。
私は、北野監督の暴力モノ映画は好きではありません。
これは違うかと思ったら、やっぱり暴力シーンは(さまざまなレベルで)多いです。
コメディです。
しかし、ゲラゲラ笑い続けるような喜劇ではありません。
それでも、笑いを取るための下品なギャグが多い(笑えませんが)。
正直言って、期待外れでした。
このところ観ていたアメリカ映画の数々と比べると、なんという安上がりな作品なのでしょう!
バスとベンツがぶつかるシーンがあったぐらいで、テレビのスペシャルドラマと大差ありません。
エンドロールにVFX&CGのスタッフの名前が出ていました。
どこに使われていたのでしょう?
ゴールデンウィークのヒマつぶしに、900円の割引券で観たので、後悔はしていません。
でも、わざわざ映画館に赴き、1800円を払いたくはありません。
そのうちテレビで放映されるでしょうから、それまで待っても遅くはないでしょう。
私の評価は、☆☆くらいかな?
