今日は関東大震災にちなんだ「防災の日」です。
大垣市は、毎年、8月最後の日曜日に防災訓練を開催することにしています。
昨日、午前9時から、大垣市立南小学校のグラウンドで「平成26年度 大垣市総合防災訓練」が開催されました。
私は、大垣市指定管工事業協同組合の理事長なので、来賓として出席しました。
毎年、うちの組合員から6社1名ずつ当番で、上水道応急復旧訓練に参加します。
今年は、当社も当番の年なので、社員のAさんが当社を代表して参加してくれました。
水道本管を模した配管に消防ポンプ車から水を送ります。
この配管は、昨日、当番6名で組み立てました。
配管3箇所にキズをつけておき、そこから水を噴出させます。
地震で、漏水が生じたという設定です。
それらを、専用の材料を用いて、塞いでいきます。
実際には、水道本管は、地中に埋設してあるわけで、皆様のお目に触れることは滅多にありません。
「訓練」なのですが、実際には市民に対する「デモンストレーション」です。
いざというときには、私たち水道工事店が緊急出動して漏水を修理するから、安心してくださいね、というわけです。
私たちのほかにも、中部電力、大垣ガス、医師会、消防団、陸上自衛隊、警察署、NTT西日本、その他さまざまな機関・団体が参加しました。
今回、はじめて参加した犬の訓練所は、シェパード2頭が被災者を見つけ出すシーンを再現してくれました。
従来の訓練と比較すると、住民主体の訓練が充実してきたように思いました。
自分たちが避難するだけではなく、けが人を救護所に運んだり、消火器やバケツリレーで消火したり、避難所で仮設トイレを組み立てたりと、次から次へ出番がありました。
東日本大震災を経て、何が必要か、わかってきたということでしょう。
