昨日、TOHOシネマズ・モレラ岐阜で、映画「清須会議」を観てきました。
第1回が、朝10時50分からと、ちょっと遅めでした。
切符売り場に着いたのは、ちょうど10時50分くらい。
といっても、広告や予告編が多くて、実際に本編が始まるのはその15分後です。
「清洲会議」は、一番大きなSCREEN1で上映されます。
それなのに、空いている席は、前の方か、通路の両脇だとか。
私は、真ん中よりうしろ、左側の通路の左の席を選びました。
こんなに客の入りのいい映画は、ひさしぶりです。
それもそのはず、実に豪華な配役です。
順番を付けづらかったのか、エンドロールでは、俳優さんの名前が五十音順に並べられました。
主演は、大泉洋。
この俳優さん、北海道のローカルタレントだったのに、どんどんビッグネームになってきました。
将来、西田敏行クラスになるのかもしれません。
中谷美紀が、ブサイクメークで、熱演していました。
鈴木京香や剛力彩芽は、眉を剃って、お歯黒塗って、不気味!
妻夫木聡は、オバカキャラで織田信雄(のぶかつ)を好演。
役所広司、小日向文世、佐藤浩市、浅野忠信らは、いつもどおりの実力発揮。
西田敏行や松山ケンイチが、チョイ役出演です。
そして、三谷幸喜が監督ですものね。
ヒットしなきゃ、おかしい。
シチュエーションの説明も、登場人物の名前の字幕も一切ありません。
ある程度、歴史を知らないと、理解できないでしょうね。
柴田勝家、丹羽長秀、前田利家、そして羽柴秀吉などが、お互いを通称で呼び合うので、余計に分かりにくいかもしれません。
私は、とくに歴史好きではありませんが、NHK大河ドラマを何回も観ているので、問題ありませんでした。
それでも、主要人物では、織田信雄の兄弟で跡目を争った織田信孝、知恵者の堀秀政、会議を司会する前田玄以、三法師の母・松姫などは、知りませんでした。
戦闘シーンもなく、各者の駆け引きや下工作がメインの題材を、うまくエンターテインメントに仕上げました。
さすが三谷幸喜です。
