昨日、モレラのTOHOシネマズで、「レ・ミゼラブル」を観てきました。
この映画は、舞台ミュージカルを映画版にしたものだそうです。
ビクトル・ユーゴーの原作にしたがったものではないとか。
子どものころ、「ああ無情」という本を父親から、買い与えられました。
なんども読み返したような気がしますが、ストーリーはあまり憶えていません。
ですから、原作と比べてどうかなど、気になりませんでした。
(児童書は、はじめの部分だけを編集されたものだったようです。)
この映画のセリフには、ほとんど曲が付いています。
つまり、全部、歌っているわけです。
生の舞台のミュージカルなど、私は観たことはありません。
ミュージカル映画だったら、いくつか観たことがありますが、多くはありません。
ほかの作品でも、こんなに徹底して歌いまくってましたっけ?
ミュージカルの特徴なのでしょうか、ストーリーがやたらに速く展開する部分があります。
たとえば、ファンテーヌという女性が工場を解雇されて売春婦になっていく場面とか。
一方では、感情を長々と歌い語る場面が、もっとたくさんあります。
私がトイレに立って、帰ってきても、まだ歌ってたりしました
(^_^;)
慣れてないので、正直言って違和感がありました。
とはいうものの、感動できるところが、随所にあります。
ジャン・バルジャン(主人公)とコゼット(養女)とマリウス(コゼットの恋人)とエポニーヌ(マリウスに心を寄せる女性)がそれぞれの気持ちを同時に歌い上げるシーンとか。
本当に、すばらしい歌唱でした。
昔の有名なミュージカル映画では、俳優は口パクで、ほかの歌手の歌に合わせてたりしたと思います。
この映画では、
俳優たちが、本当に、同時録音で歌っているのだそうです!
158分間という長い映画です。
なんどかハンカチを目に当てながら、感動に浸りました。
私の評価は、☆☆☆☆
ところで、先日、私が☆☆☆☆☆と評価した映画「アルゴ」が、アカデミー作品賞ほか7部門でノミネートされました。
日本では、たぶんヒットしなかったと思いますが、作品賞などの受賞を願っています。
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