大垣共立銀行グループの共立総合研究所が発行する「REPORT2012」の最新号(145号)が届きました。
毎号、興味深い記事が並んでいます。
「『いい子どもが育つ』都道府県ランキング」という記事が載っていました。
2008年、同研究所は、はじめてこのランキングを発表しました。
今回は、第2回ということになります。
前回は、2007年に実施された文部科学省「全国学力・学習状況調査」の分析に基づくものでした。
今回は、2010年のデータが分析されました。
3年間で、傾向がそう大きく変わったわけではありません。
トップは、前回に引き続き宮崎県でした。
最下位(47位)は、前回の大阪府から高知県に代わりました。
大阪府は、今回43位です。
岐阜県は、前回30位から、今回27位と、若干順位を上げました。
しかし、わが国は、比較的均質性が高いといわれているので、都道府県でそんなに大きなバラツキはないのではないか、無理して差異を大きく見せているのではないかと疑いました。
でも、データをよく見ると、けっこう大きな開きがある項目がありました。
たとえば、「毎日同じくらいの時刻に寝ていますか?」という質問に対して、1位の福井県では78.0%の子どもが肯定しましたが、最下位の沖縄県で肯定したのはたった30.9%でした。
「今住んでる地域の行事に参加していますか?」という質問では、1位の長野県では58.1%、最下位の沖縄県では18.4%が肯定しました。
学校の授業時間以外に、普段(月〜金曜日)1日当たり1時間以上勉強していると答えたのは、宮崎県では79.0%だったのに対し、北海道では41.6%でした。
これほどの開きがあれば、たしかに県民性の違いというか、地域格差の存在を認めざるをえません。
前回は、拙著「頭のよい子に育てるためのリフォーム 東大生100人はこんな住まいで育てられた」の参考にもさせてもらいました。
ちょうど今日、その第2版の原稿を印刷屋さんに手渡したところです。
お風呂のリフォームは、こちらからどうぞ。
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