昨日、寺島実郎氏の講演会に行きました。
大垣共立銀行と共立総合研究所が開催したものです。
会場は大垣フォーラムホテルでした。
寺島氏は、テレビでよくお見かけします。
ほかのタレント評論家とは説得力が違うと思っていました。
期待通り、というか期待以上の講演を聞くことができました。
受付で、立派な冊子をいただきました。
寺島氏が定期的に発行している資料集です。
タイトルは、「寺島実郎の時代認識 資料集2012年春号」。
ネット通販だと送料込み1000円のようです。
この資料集に掲載された統計数値をもとに講演が進められました。
衝撃的な内容でした。
200万円以下の収入で働く人は、現在、労働人口の34%、2165万人にもなるんだそうです。
一方、生活保護受給者は、200万人を超えています。
その生活扶助基準額(東京標準3人世帯)は210万円で、住宅扶助があり、また医療費が無料なんだそうです。
そうなると、安い給料で働くのがバカらしくなりますよね。
現実に、そういった風潮が現れているそうです。
日本の人口は、2048年に1億人を割り、2050年には65歳以上の割合が4割を超えるのだとか。
ひょっとすると、私もそのころまで生きているかもしれません。
どんな世の中になるのでしょう?
さて、日中貿易は、日米貿易よりはるかに巨額になっています。
同様に、米中貿易は、日米貿易よりずっと多い。
米中間の物流は、日本海から津軽海峡を抜けて行くんだそうです。
つまり物流は、太平洋側から日本海側にシフトしているのです。
神戸港は、震災からの復旧のまずさで国際的地位が低下したと聞いていましたが、そうじゃなかったんですね。
目からウロコの話が満載でした。
世の中がすでに変わってしまっていることを認識しました。
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