「岐阜県の産業労働政策」(平成19年度版)というパンフレットをもらいました。
そのなかに、「工場立地件数の推移」というグラフが載っています。
平成7年から減少の一途だったのに、平成17年、18年には3倍以上に増加しました。
これは、「景気の好調さに加え、東海環状自動車道東回りの開通の影響を受け、大幅に増加しました。」ということだそうです。
工場立地面積はもっと顕著で、5倍以上に増加しました。
大型の工業団地が開発され、どんどん売却されたのでしょうね。
「岐阜県内の主な工場用地」という地図も載っています。
東海環状自動車道東回り沿い12ヶ所ほどあります。
ところが、西濃地方には全部でたった4ヶ所。
それも「ユニチカ関ヶ原工場跡地」、「神戸工業団地」、「揖斐川工業跡地」、「ソフトピアジャパン」となっていて、あまり大規模なものではないようです。
そこで、東海環状自動車道西回りを早期開通させ、工業団地を開発し、西濃にも企業をたくさん誘致しよう。そして、西濃の地域経済を活性化させよう! ということになるわけですね。
でも、正直なところ、中小企業経営者には手放しで賛成できない面もあります。
人件費の高騰、採用難が予想されるからです。
東回り沿線地帯では、そうなっちゃったそうです。
すでに大垣市内ではイオンショッピングセンターに続き、アクアウォークの開店を控え、接客系アルバイト、パートタイマーの時間給が上昇しています。
それでも必要な人員が確保できるかどうか・・・
実は、大垣設備のショールームは開店したものの、スタッフの採用ができていません。
興味のある方は私にお問い合わせくださいませm(_ _)m