先週は自分が風邪をひき、治ってみたら今度はスタッフ数名が風邪やらインフルエンザやらで、予定していた休日がすべてお仕事に・・・。別にタダ働きではないのでお小遣いが増える分には構わないのですが、やはり精神衛生上お休みは必要不可欠です。
そんなストレスを吹き飛ばすべく、伊予工場はフル稼働(爆)
さて常磐快速用103系ですが、KATOの一般型103系(以下、旧103)グレードアップ化の様相を呈してきましたが、ボディーのみを流用し、屋根板、下回りなどをすべて新103系に置き換えます。
窓枠については前回の通り、圧倒的な作業効率の良さで1日で4両がコンプリート。
引き続き、屋根周りの移植作業です。旧103と新103は構造的に違うタイプに分類され、この手の作業がお得意な方々は語らずともお分かりいただけるかと思います。

103系に限らず、KATO製品は屋根をこじ開けて分解するタイプとボディーの裾を拡げて床板を外すタイプに分けられます。旧103を新103に合わせるとなると、後者のタイプへの改造が必要となるわけです。
@まずは新103の内屋根を切り取ります。これは旧103に流用します。

A旧103の方は床板側にある横方向の補強部材を切り取ります。これは使いません。

Bそして@で切り出した内屋根を旧103ボディーに接着します。

旧103の床側だけ切り取って、屋根板は旧103のものをそのまま使うという手もありますが、ボディーの枠がかなり軟弱になってしまうので、補強という意味からもこのような工程を執ることにしました。(実際元M車でもあるクモハ103のボディーは横方向の補強がないためか、微妙に歪んでいます)
あとは接着剤の乾燥を待って、屋根板を現物あわせにてはめ込み隙間をチェックしていきます。
乾燥を待っている間、クハの全面を別パーツ化してみました。

一応旧103の方もライト類は点灯させる予定で(というかそれが基本ラインで)、銀河モデルの一灯ビームを取り付けています。手すり類も併せて金属パーツを取り付けて立体化させています。ちなみに旧103の前面窓は新103のものがそのままハマりました。

クハも新103の側窓板が収まるように調整しました。

サハは不要なルーバーのモールドを削りとります。
細かい作業工程はまた追って掲載すると思います・・・(画像を取り忘れて作業だけが進むと、結果報告のみになってしまう場合がありますのでご容赦下さいませ)
まあ、そんな感じで着実に作業が進んでおります。

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