12月6日に行いました「
東京喜多鉄道管理局」のSEKKIさん、Mr.Sさん、「
NORTH BOUND EXPRESS」のまさるさんとの合同イベントリポート。
前回の続き、上野駅奥利根乗車からのお話です。

この国鉄っぽい字幕が堪りません♪165系とかなら板サボです。

車内はこんな感じ。クーラーといい、通風器といい、蛍光灯といい国鉄丸出しです。これも堪りません!車内の奥の方で人だかりができていますが、車内販売の限定品か何かに群がっているのでしょうか?

青いモケットのボックスシート、肘掛ユニットサッシの2段窓。急行型です!ただ窓際のテーブルは付け替えられたようで若干大きくなっています。
そんなこんなであっという間に大宮を過ぎ、小腹がすいたところでおやつタイム。SEKKIさんからは都電モナカ、まさるさんからは車内販売のお茶で小腹を癒します。ちなみに奥のオレンジ色の物体はおなじみ地方限定のマーブルチョコ。瀬戸内といえばみかん、「愛媛の伊予柑、良い予感〜♪」(笑)。・・・そういえば上野駅で冷凍ミカン探し忘れた!
↑画像の車窓には微妙に鉄博が写っていますな〜。
ちょっと催したのでお手洗いに・・・先客がいたので向かいの洗面所へ・・・なんと洗面所はボタンを押している間水が出る昔ながらの洗面所!

さて列車は大宮出発後、おそらくEF55のスペックギリギリの走りで高崎、新前橋と停車し
渋川へ。ここでは約30分の停車時間があり、先頭ではちょっとした撮影会が開催されていました。

ここでも人だかりが・・・数枚撮ったら代わってくれればいいのに・・・っていうか寝転がってる人もいるし・・・。

横顔は結構取りやすかったんですが・・・『ねぇ〜ムーミン♪こっち向いて〜』なんて、思わずムーミンの歌を思い出した渋川駅でした。知らない人のために、このEF55は流線型のボディーがムーミンっぽいからそのようなニックネームがついています。ムーミンはご存知ですよね・・・フーミンとかユーミンでもありません・・・。
まあそれは置いといて、このムーミンはこっち向かないんで、人と人の隙間から・・・。

辛うじてですね・・・。
続く沼田駅では個人的なミラクルヒット画像をゲット!

私のツボがお分かりいただけますかね〜。ステップ付車両にぴったりのプラットホームです。何のためのステップかって言えば、このためですからね。昔も上野駅はこうだったんです。ってこのホーム高さのことを車内にいたSEKKIさんに言ったら、「
それは撮らねば」ってすっ飛んで行きました。(笑)

ちなみにかさ上げされていた渋川駅ではこんな感じになります。渋川に限らず、沼田駅以外はすべてこんな感じでした。
さて列車は高崎以降、SL奥利根号とほぼ同じスジなためか、EF55のスペックかは定かではありませんが、ゆっくりなペースで上越国境に近付いていきます。
水上到着後EF55、EF64-1001両機関車は解放され下り方面の転車台にてEF55のみ方転。
ここでも人だかりです。

今、転車台に載っています。

ぐるっと回ってこちらを向いてくれた「ムーミン」です。
EF55は電気機関車ながら方転の必要性があり、非効率的な運用となることからかなり早い時期に廃車となりました。とはいっても製造両数は3両ですが・・・。トップナンバーである、このEF55-1は現役引退後高崎に静態保存されていましたが昭和61年、まさに国鉄末期に復活を遂げました。わかりやすく言えば、現役引退したにもかかわらず140km/hを平気で投げるマスターズリーグの村田兆治投手みたい・・・(わかりやすくないって?)

先日のニュースでは交換部品の生産終了、代替部品が入手できないということから、完全現役引退の道を取るということでしたが、量産機ではないだけに致し方のないことなのでしょうか・・・。SLのD51やEF58-61なども残る時間はわずかかも知れません。それどころか客車自体がなくなってしまえばEF65やEF64といった旅客会社在籍の電気機関車すら危ういです。旅の途中で話題に上がったのが「EF57はどうなんだ?」ということ・・・。「宇都宮に静態保存されているんだから復活はできるんじゃなのか?」とか・・・。でもファンとしてはゴナナの復活とKATOからのリニューアルは切望するところです!EF55の次はEF57の復活!どうでしょうかJR東日本様&KATO様!

本日の締めは水上で留置されている12系をモノクロにしてみました。これは今回同行した
まさるさんの得意技のマネですが・・・。
モノクロってなんかいい味がでますね〜。ご満悦♪
〈つづく〉

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