ナハ21の残り2両の切り継ぎを行いました。

段取りが出来上がっているので、ほぼ1日で組み上がりました。
いよいよ塗装・・・と行きたいところですが、切り継ぎ加工の一番の問題が切り継ぎ線です。綺麗に仕上げたつもりでも、地味に痕跡が残っていることがあります。またヤスリがけしたあとの小さな傷とか。

そこで今回登場したのが「ベースホワイト」。まずこれを軽く数回吹きます。すると切り継ぎ跡が綺麗に仕上がっていない部分には、塗料が回らないのでくっきりと浮き上がってきます。

そういった部分には再度ゼリー状瞬間接着剤を盛って穴を埋めます。そして乾燥したらヤスリをかけ、平面に仕上げていきます。
いよいよ塗装となりますが、手順を考えてみます。
青15号のボディーにクリーム1号の帯なので、先に青、あとで帯と考えましたが、マスキングをどうするかという課題にぶち当たります。あの細帯、しかも幕板部分は極細だし・・・。じゃあ、逆はどうだろうか。
デジタルノギスで帯の幅を計ってみると、窓下は約0.66mm、幕板部は約0.33mm。そんな都合の良いマスキングテープはあるのかと思いつつ調べてみると・・・
「あった!」

0.7mmと0.4mmの幅のマスキングテープがありました。
これで手順は決定です。塗装スプレーはいつものようにジェイズの鉄道模型車両色。今回は「月光青色」と「月光クリーム」です。
完成までもう少し。

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