前回乗務員室窓を取り付けましたが、この期に及んで位置のエラーだったことに気がついてしまいました。

1993年11月号には20系客車前形式の左右側面図があり、遠い記憶にはあったもののすっかり見落としていました。

左右対称位置に乗務員窓があるものと思いこんでいたのですが、この図をみて明らか。位置が微妙にずれています。この図は150/1より小さいので114%に拡大コピーして採寸して、位置を確定しました。

1-3位側の窓位置ですが、上画像のAの幅が約3mm、Bが約1mmとなります。

2-4位側はBは1-3位側と同じ1mm、Cが約5mmでした。窓上の行き先表示器の位置関係と比べれば一目瞭然ですね。
この辺は拘らずともいい所なのかもしれませんが、折角オリジナルで制作しているわけですから、ネタがわかった以上手をつけたくなるのが心情です。(だったら初めから調べとけ・・・)

さて、結構細かくてめんどくさいのが上段寝台小窓を閉塞する作業です。プラ片を埋め込んで、瞬間接着剤をパテ代りに隙間を埋めるのは定番。ただ、雨どいが近くにあるためサンドペーパーでの作業の際には神経を使います。また瞬間接着剤は乾くと透明になりますので、サンドペーパーで磨いた際に平面になったと思っても、うっすらと盛り上がっていたりと・・・。

で、今回磨き上げのおよその目安としたのが、上部のラインです。サンドペーパーで磨いたときにこのラインが消えればボディーとツラ位置まで削れたことになります。
あともう一息ですが、塗装工程は一括で行いたいので、あと残りの2両に取り掛かります。

2