KATO製185系にTNカプラーを
取り付けた記事は以前にご紹介しましたが、トレインマーク変換装置を生かすために変換ドライバー穴を開口してみました。
まずリンク先記事の要領で床板にTNカプラーを取り付けます。

TNカプラーは上画像のように分解できますので、穴あけのためにバラします。
床板とベースだけの状態にし、床板側にあいているネジ穴からピンバイスで穴あけをします。

床板側から現物合わせで穴あけをしたほうが、無難でしょう。

先ほど外したカプラー側のパーツもさらに分解して、カバーとなる部分だけにしてベースへ戻します。
これも同じように床板側から穴をあけます。

作業はこれだけです。TNカプラーのベースに穴をあけてしまい機能的にはどうなのか心配になりますが、うまい具合に必要なツメを逃がして穴開けができているようなので、大きな問題にはならないようです。

画像が見にくいかもしれませんが、一番手前側に八の字状にある突起がカプラー首振りのガイドのようで、これが最低限あれば機能への支障はないようです。

パーツを戻して、カプラーが中心位置にある状態です。カプラーの根元が微妙に穴から見え隠れしています。

カプラーを穴とは逆方向に振る位置にするとトレインマークの変換が可能となります。
作例は185系を用いましたが、トレインマーク変換装置自体がKATO製では同じものですから取り付け穴位置などは変わらないと思われます。よって485系や183系などでも応用が効くと思います。ただ、スカートやスノープラウなどは現物合わせでの加工が必要となりますが、当局の改造は必要に合わせて切り欠き口を広げて熱着としています。
先日コメントをいただいた出戻り鉄男さんより質問をいただきましたので、TN化とトレインマーク変換装置が有効となる加工例を掲載しました。
さて、お分かりいただけましたでしょうか?

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