私の中ではJR貨物って注目度が低い会社ですが、民営化後新型電機が次々と導入されています。そんな中からKATOの3種を並べてみました。

まずは吹田を根城としているEF200.日本初のVVVF制御のハイパワー電機とのことです。東京から西の東海道、山陽の直流区間で活躍中。私が実車を初めて見たのは東浦和あたりの中線でした。車体のフォルムとシングルアームパンタは当時は珍しく、ヨーロピアンな印象を受けた記憶があります。

EF200の出力を少し落としてコスト低減を図ったのがEF210。とはいってもそのパワーはEF65の約1.3倍だそうです。このEF210が登場したあたりから「環境にやさしい」ことを前面に押し出し「ECO-POWER桃太郎」という岡山所属らしい愛称を与えられています。結構広範な守備範囲で四国でも時折お目にかかることができます。

最後はEH200。2車体連接のマンモス機で、従来EF64が重連で運用されていた中央本線での代替機として登場しています。活躍の中心が中央本線にもかかわらず、所属は高崎となっています。
ここ数年で環境問題がかなり注目されているようですが、各企業も二酸化炭素排出削減努力をし始めているようです。そういう道であれば鉄道によろ貨物輸送は有効な手段なわけですから、今後も発展が予想されるでしょうか?旅客会社とは違い、電気機関車が生き残る道はもはや貨物輸送しかないかもしれませんし・・・。

0