広島へ出張してきました。4月度とGWの営業状況報告会みたいなもので、どこもかしこも散々たる状況。ただ、某会社さんのように成績順に並べられたりはされずに、前向きにこの悪状況を打破する方法はないのか!みたいなボトムアップミーティングだったことが救いでした。
大抵1泊のときは2日目も会議があるのですが、今回はなし。ということで、帰り間際に観光と撮り鉄をしてきました。
まずは行きしなの写真。

今年開業20周年を迎えた、瀬戸大橋です。何枚か撮ったうちの一番上手にとれたもので、途中の櫃石島。瀬戸大橋の上を走る高速道路のICが見えます。その向こうには瀬戸内海。瀬戸大橋が開通したころ、私は中学生くらいでしたが「1度くらいは渡りたいな〜」なんて思っていたのが、今じゃ毎月渡れています。
次に岡山到着直前の岡山機関区。

素人撮影ですから、細かいことは勘弁願いたいところですが、中央にはここ数年間放置されっぱなしのEF81。新幹線の高架桁の向こうには103系スカイブルーが見えます。宇野線の岡山〜茶屋町間はほとんどが単線区間。現在は複線化工事が行われています。
今回もN700系「のぞみ」に乗って広島へ向かいました。

広島駅で博多へ向けて出発したN700系「のぞみ」を後追い。隣のホームには東京行きの700系が出発待ちをしていました。

側面のロゴからJR西の3000番台のようです。

500系「のぞみ」の先頭車乗車案内。前位に扉がないための注意書きですが、今では下りは2本のみ。やがてN700系に置き換えられる運命です。チャンスがあればもう一度くらい狙って乗りたいです。

100系「こだま」4両のショート編成。0系がリバイバルで白青ツートンになったニュースがあったので、期待していたのですが、情報なしでは時間の無駄なので1日目の撮影会は切り上げて、本来の目的へ。
2日目、ぶらり市内を動いてから広島駅へ。広島地区といえば、リニューアルされたといっても国鉄型が頑張っている地区です。先の100系新幹線も国鉄時代の登場です。(厳密にいえば3000番台はJR世代ですが)

JR西カラー山陽本線の115系。4両編成での高頻度運転をしています。もちろんラッシュ時は増結しますが、やはり首都圏とは輸送密度が違いますので、長くても8両編成。

こちらは瀬戸内カラー呉線の103系。115系同様4両編成での運用。戸袋窓が閉塞されているJR西日本独自のリニュがされています。

可部線の105系。2両編成でしたが、沿線の短大の学生さんで満員状態でした。

もう少し時間があったので芸備線のホームへ。キハ40系がいました。

芸備線カラーとでも呼ぶのでしょうか。こちらもJR西バージョンのリニューアルが施され戸袋窓が閉塞、ユニット窓も更新されています。
隣のホームに変なのが来ました。

改造車でネタ元が40系であることは想像がつきましたが、2両編成でうち1両指定席。家に帰ってきて調べましたが、瀬戸内海沿いに走る呉線の観光列車だそうです。全面にオールが掲げられたり、窓枠がクルーザーチックだったり、海をモチーフにした三原までの快速列車です。
そんなことで時間を潰しながら帰ってきましたが、2日目は広島駅へ着く前に「世界遺産」の原爆ドームを見学。高校の修学旅行以来です。(市電からは何度も見ていますが)ドーム前には中学生とおぼしき修学旅行生が。そういえば昨日も新幹線コンコースには先生の「2班並びなさぁ〜い!」という叫び声が轟いていました。

新緑に囲まれて電停からは全景が覗えません。

回り込んで全景が見えるところへ。原爆ドームのような戦争の痕を実感できる建造物をみると、当たり前のように享受している平和のありがたさを考えさせられます。
原爆ドームの前には広島市民球場が。

来年の春には広島駅の東に新球場が完成するため、広島カープのホームグラウンドとなるのも今年限り。繁華街に立地していて、市電に乗っていても隣の紙屋町とか八丁堀といった電停では多くのお客さんが降りていました。
またいつものように仕事をついでが逆転した出張となってしまいました(苦笑)

0