いくつかの試作を重ね、とりあえず納得のいく形になった上野駅「大連絡橋」の地平ホーム部分跨線橋です。
前回の試作版とほぼ同じですが、SEKKIさんからコメントで戴いたように0.5mmのプラ板でアルミホイルをサンドイッチするようにし遮光性を保ちました。

蛍光灯の下で透けていないので、たぶん大丈夫!
作業手順としては、2枚の0.5mmプラ板の間に両面テープでアルミホイルを貼り付けるだけ。側板、床板、天井にそれぞれ同じ処理をします。あとは床板になる部分に側板の接合位置をケガいて、端材をガイド用に接着。その後、側板を貼り付けといった形です。

↑の画像は単なる長方形ではなくて床板になるプラ板でした。
跨線橋の橋脚の部分はプラパイプとIビームで作りました。ホーム部分は屋根の真ん中だけをくり抜き、橋脚を差し込んでいます。

実際の上野駅も橋脚部分の中空には駅長事務室か作業員詰所のようなものがありますので、それらしく作れば隙間は埋められそうです。また、たまたまの偶然ですが、ホームの継ぎ目に大連絡橋が位置したため、階段部分は製品オリジナルの切り欠き穴が使えます。
それから、大連絡橋跨線橋本体は取り外しが出来るようにしています。今のところ橋脚の固定はしていませんが、将来的にはホーム面に固定する予定です。ですが、収納や移動のことを考えると高さ方向の建物は極力取り外し可能な方が無難かなと考えた次第です。

まだホームへ下りる階段を作って取り付けたり、デコレーションしたり、色を塗ったり、窓サッシを入れたり、照明を組み込んだりと課題は多いのですが、イメージトレーニングだけは出来ていますので、あとはその通りに完成するかどうかです。

外壁については実物をよく見るとパネルを貼りあわせたようになっています。その辺もしっかり表現したいところなので、ベースになるプラ板にはカッターでスジ彫りしてあります。ちょっと画像ではわかりにくいかもしれませんね・・・。

全体の俯瞰です。高架下に関しては橋脚の塗装もだいぶ進み、あとは13番と14番の間にある荷物ホームの柱、13番ホームの橋脚の作成が残っています。とはいっても、コレだけではなくて、整理しきれていない課題もあるので、吟味しながらこれからもまだまだ作業は続いていくことになります。

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