さて、前回は荷物室扉に保護棒をつける加工をしましたが、今回は室内の『壁』をつけてみました。

TOMIXのカニは正面からみると、その室内はガランとしています。せめて正面から見える範囲くらいは室内区分の『壁』をつけてみましょうか、ということです。
まずは参考資料から。

イカロス出版から発売されている「国鉄型車両の系譜シリーズ『形式24系』です。このシリーズ、私の場合買ってすぐに全部読むのではなく、資料的な役割として活用していまして、今回のような軽加工にはとても役立つ本となっています。

掲載されている図面がちょうど1/150となっているのも好都合で、このままの寸法で室内区分の壁をプラ板で作成していきます。とはいっても数両のカニがいるので、同じものを一度に量産するため、お絵かきソフトで型を作成しプラ板に貼付といういつもの方法です。

あとは、コレを切り出して、最初の画像のベースに接着。位置関係は形式図面の資料を元にします。

接着の後、薄緑で着色するとよりリアリティーが増す感じがしますね。
今回はまだ未着手ですが、カニの要であるディーゼルエンジン機関なども搭載するとよりリアルさが増すかもしれません。私の記憶が確かならば、そんなパーツがどこかのガレージメーカーから発売されていたような・・・。
さて、ブルートレインといえば夜行列車。夜行列車といえば室内灯。寝台車は客が寝ていることがほとんどなので、カーテンが閉まっていたり、減光されていたり・・・その辺の加工はまた今度にしておいて、カニは基本的にはずっと室内灯が点灯しています。せっかくの加工なのでさっそく室内灯を組み込んだ姿です。

ちょっと判りにくいですかね?でも、まあ良しとしましょう。こうなると中間の窓から見える発電機も入れたくなりますね〜。ちょっと考えて見ましょう。
同じ方法でオハネフも車端の業務用室区分壁を作ることができます。いつもながら、作業があちこちに飛んでいるので、近日となるかは判りませんが、出来上がったらまたこの場でご紹介したいと思います。

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