E231系常磐線以来、約1か月半ぶりの新製配置が叶いました。また通勤電車です。
昨年の10月から随時導入されている「E233系1000番台」。京浜東北線のE233系です。

セット形態は3両基本セットと3両と4両の増結セット。基本セットは紙ケースの吊り下げ陳列ができる箱。増結セットはそれぞれ「増結T」と「増結U」と名付けられ、従来のブックケースに入っています。

増結セットの中のウレタンは切り抜きを取れば基本セットが収まるので、編成順に収納することが可能。ただし残念ながら1箱に10両を収めるためには加工、または他社製のウレタンに交換が必要になります。
まず基本セットから。

当然ながら両先頭車とM車です。実物では3号車にあたるモハE233-1200です。

先頭車の顔です。JR東日本の会社名もきちんと印刷されています。行先表示器はTOMIX製ではおなじみの印刷済みパーツ。デフォルトでは「快速・京浜東北線」です。ちなみにそのほかの付属パーツはこちら・・・

まあ見えないと思いますが、上から「京浜東北線、京浜東北線/根岸線、大宮、南浦和、蒲田、大船(快速・各駅停車)、試運転」と並んでいます。行き先に拘ると足りませんが、LEDで切り替わってると思えば、「快速・京浜東北線」で十分。「各駅停車」があれば事足ります。
次は、ライトユニットです。KATOに続けとばかりに、運転台シースルーです。こういうメーカー同士が切磋琢磨する競争はとても喜ばしいことです。

列車番号もデフォルトでついていますが、これも付属シールで変更可能です。
ここで通電チェックです。

う〜ん・・・微妙。遮光が不十分です。要検討ってところでしょうか。
さて、そんなこんなで増結セットも出し、編成を並べようと・・・しまった!TOMIX製の車両は車番がインレタだった。基本セットは車番印刷済みですが、増結セットは車番なしです。パンタ無モハとサハは番台区分あったけ?・・・
参りました!見事なまでに番台の区分がなされています。そしてその見分け方、取説には書いていません。こうなると長年の経験から床下機器で判断するしかありません。モハとサハくらいは区別ができるだろうと・・・。

上の5両がモハE232-1200、モハE232-1000、モハE232-1400、サハE233-1000、サハE233-1200のどれかであることは確定済み。
上から2番目と一番下はモハE232、同じ床下形状なので区別がないということでしょう。残りは3両でモハが1両、サハが2両。すっきりした床下が1両・・・?
ここまで推理した段階でギブアップ。「鉄道ファン2007年12月号」と「E231、E233Hyper Detail」を取り出し形式別写真とにらめっこ。とりあえず一番すっきりした床板(上写真真ん中の車両)がモハE232-1200だと結論づけました。(間違っていたらコメントください)というか、これから購入される方は気を付けてくださいませ。いっぺんに出すと大変な目にあいます。
ただこのE232-1200と思われる車両の穴↓

これが気になります。E233中央線と共通パーツとかの関係なんでしょうか?
もうひとつ、サハE233と思われる車両にも↓

DCC取り付け準備かなんて思わせるような感じ。たぶん中央線用のパーツ流用なんでしょうか。

クハにはヘッドライトのON/OFFスイッチがあるし。やっぱり中央線とのパーツ共用なんだろうな。きっと・・・。部品の欠落だったらそのうち連絡あるだろうし・・・。
そんな感じで、自分視点なインプレでしたが、KATOからも追って発売されると思います。メーカーの好き好きでどちらを選ぶか別れるところかもしれませんが、多少なりでも私のインプレがお役にたてればと勝手に思う次第でした。

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