KATOのE231系常磐快速が新製配置されました。

もっと早くリリースされていても不思議ではなかったのですが、E231近郊形やE531に先を越されて、この度の登場です。
プロトタイプは言うまでもなく松戸区の編成。基本10両は105編成、付属5両は125編成となっています。常磐快速は103系のころから15両の長大編成で乗客を捌いていましたが、それはE231系になっても同じです。

さてセットの構成ですが、基本編成は『6両基本セット』と『4両増結セット』。

付属編成は『5両セット』となっていて、通勤形では通常のパターンという構成です。あえて難癖つけるなら、1つのケースに10両入るようにスペース作ってくれるとか、基本、付属で8両+7両のスポンジカットにしておくとか。ケースが減るだけで出し入れのストレスが少なくなるかも・・・。あえての難癖ですから、普通は許せる範囲です。
基本セット6両でディフォルメもあり、付属セット5両編成で成田線イメージもあり、もちろんフル編成もありと、ビギナーからベテランまで幅広くといったところでしょうか。
で、今までとちょっと違っていること。今年に入ってからのKATO製品の新製配置が初なので、遅いかもしれませんが、今まであったものがなくなっていました。

輸送時の摩擦から商品を守るため(だった?)の透明フィルムとコーナーにあった三角インサート(?)。ネット通販での購入なので、その所在は不明ですが、折からの原油高等の影響でコストカットしたのでしょうか?付属編成には横長のインサートが差し込まれています。昨年あたりは、取説の入っている袋がなかったこと(確かE3系)がありましたが、今回は取説は袋入りで透明フィルムなしです。まあこれも大差ないことなのですが。
では車両をじっくりと拝見します。

もうKATOさんでは定番となっている運転台シースルー。ライトユニット設置のため若干床面が盛り上がっていますが、シースルー化の交換条件であればなんの問題もありません。

前面ガラスにはクリアブルーの日よけ。この辺もE231近郊形あたりから定番化しています。

で、スカートのあたりも大々的にアピールしていますが、2007年から模型の形のスカートに交換されているらしく、いち早く再現しているようです。このあたりがTOMIX製との差別化なんでしょうか?今度比較して見ましょう。

付属のシールです。上野、取手、我孫子、成田行き、それぞれ前面と側面、あと優先席シールが入っています。
これで当局にはT社K社のE231系常磐快速がそろい踏みとなりましたが、この比較はまた今度ということで。しばしお待ちくださいませ。

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