九月の弘法さんの命日。毎月ながら日泰寺が参拝客で賑やか、今日は朝から些か曇っているような気配。矢張り心配。時雨というかさっと振り込む雨。それに今池祭りの会場の事、大変であろうと気になるも、屋根もきちんとして出店なのだからと。一度伺わなくてはと心にかかるも私は習字を展覧会に出品する人、これを何とか仕上げなくてはと気がかり。雨の小降りを見て自転車をフランテに置き本郷まで。そして一枚連落ちの用紙に書き上げる。まだ私には納得がいかない。夕方もう一度くる事にして今池の会場へ。矢張り何となくそこも気がかり。何となくお手伝いをしなくてはと。でももう沢山お手伝いの方が頑張って見える。お昼がまだだったのである候補のお店で「たません」というのを求めて頂く。これも少しでも協力という意味を含めて。でもこんな時色々人の持っている心の本質とかふとした所で感じ取れ私の損得ではなく察する事というか見抜けるというか様々色んな事を感じて自分の勉強にしている。午後からは少しでもと店のお手伝い、雨の訪問にも巧く処置、お客さんにも、雨のためもうお安くしますからと大サービス。大入り満員といったような状態。でも私はもう一度習字を見なくてはと、時間を見計らい本郷へ、そしてもう日もない。明日にでも送付しなくてはと私は気がもめている。夕方叉一枚本気で書こうと促して真剣そのもの。二十一文字漸くまあ何とかと一枚書き上げた。本人もほっとした気分。叉写真をとっておくとデジカメで写しておく。明日もう一枚しっかり書く事にして。私もほっとしたが本島に疲れて叉栄養剤を飲んでやれやれ猫のベルビーも私に甘えてほっとして床に就いた。本当やれやれである。


0