Music:
Registrators『Stay By My Side』
朝起きて窓を開けておいたら、いつの間にか部屋が花の甘い香りでいっぱい。
大好きな沈丁花の匂い。
姿は見えないけど風上に咲いてるんだね。
桜もいっぺんに咲いちゃったし、本格的に季節は春です。
遅ればせながら「CONTROL」見ました。
重たそうな内容だったので”見たら後悔するかなー?”なんて思ってたんだけど、想像以上というよりめちゃめちゃ良かった!
見終わった瞬間「もう1度見たい!」と思いました。
役者もストーリーも演技もいい。
アントン・コービンの映像はどのショットも美しく丁寧で、全編に流れるJoy Divisionの曲たちがバンド(イアン)の情熱と悲しみとリンクして何とも言えない気持ちになった。
私がJoy Divisionの名前を初めて聞いたのは1978年の終わり。
一時帰国する前で、あと10日ロンドンにいれば彼らのロンドン・デビューを見れたはずなんだけど、タイミングっていたずらだ。
初めて見たライブ映像は今も忘れない。
Transmissionだったかな?
ハイウェイを走る車の映像がオーバーラップする中、あのイアン・カーティスが動いて歌っている!!
今も探せばあるんでしょうか?
画質の悪いモノクロの映像がやけに歌とマッチしてた。
まだベータが健在だった頃。
79年の話です。
その後ロンドンに帰った時はもうJoy Divisionは有名で、レコードが買えなかった私はジョン・ピール・ショーを懸命にテープに録音した。
『Love Will Tear Us Apart』が大ヒットしてSpecialsやら2 Toneが出てきてロンドンが活気に溢れてたある春の朝。
ラジオで繰り返し伝えられるイアンの自殺のニュースと1日中流れる『Love Will…』。
映画を見ながら遠い昔のことが、まるで今起こってることみたいにリアルに迫ってきた。
本人のライブ未体験な私には俳優が演じるライブシーンはまるでイアンが乗り移ったみたい。
ライブハウスのお客の感じや楽屋風景はまんま78〜80年のイギリス郊外のリアルです。
イギリスやJoy Divionやアントン・コービン好きな人はもちろん、そうでもない人も見て欲しい。
絶対ソンはしませんよ♪
画像はロンドン時代。
ClashのTopperと私。
何度もアップしてます、すいません (汗)。


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