2006/3/21
地鎮祭についてVol.2 建築

皆さん、こんばんは。
上の写真の箱はいったい何だと思いますか???
皆さんも蓋をしたものは、見たことあると思いますが・・・・
実は、これ地鎮祭の時に、神様にお供えする鎮め物の中身なんです。
私も、何回も地鎮祭は行っていますが、鎮め物の中身を見せてもらったのは、初めてでした。
それで・・・中に何が入っているかと言いますと、
五種類の土→(山の土、川の土、海の土、田の土、神社の土)と
昆布、するめ、栗、小豆です。たぶん山、海、田んぼの恵みを感謝して神様にお供えすると言うことなんでしょうね。
もうひとつ、地鎮祭の祭式の中で行われる「玉串奉納」。
玉串とは、お供えする榊のことですが、何で玉という字が使われているのでしょうか???
玉に良く似ている主という字は、実は「神」を現しています。正確に言うと、横の三本線は神のいる世界(天上界)、いわいる空(天空界)、そして私たち人間のいる(地上界)を現しています。そして、天上界にいる神様を一番上の点が現しています。
その神(点)が地上界に降りてきて頂くということを現しているのが「玉」という字の意味なんだそうです。
そして、降りてきて頂いた「神様」を榊に見立ててお願いするところから、奉納の榊を玉串と言うそうです。



2006/3/20
大・木の香祭 スローライフ


3月、18日・19日と天然木材と住設の展示会「大木の香祭」にご来場有難うございました。
一日目は雨に、二日目は季節はずれの雪と風に祟られましたが、盛況の内に、終了しました。
次回は、さらに楽しい企画を用意しまして、グレードアップしますので、どうぞ、ご期待ください。



2006/3/16
交野里山ゆうゆう会 里山保全管理

私の所属している里山管理保全のボランティア団体
「交野ゆうゆう会」の
活動が朝日新聞に紹介されました。
大阪の北東部にあります交野市は、市の面積の約半分が森林でして、
自然豊かなのんびりとした良いところです。
そこで、この交野の自然を地元の手で保全しようと、住民と市とボランティアの有志が力と知恵を合わせて頑張っています。
竹林・針葉樹の伐採、林道・公園の整備、ツツジ・広葉樹の植栽、地元小学生の実習指導などの活動を行なっております。
ご興味のある方は一度ホームページを覗いて見てください。



2006/3/14
地鎮祭について 建築
2006/3/10
古民家の楽しみ方 スローライフ
皆さん、今晩は。
古民家を見学したり、観察したりする時のお楽しみのひとつに
建築された当時の職人の技(技術)が表現されている部分を探したり、
あるいは、職人が「どんな思いや意図」で造り上げたのか?を推理する
楽しみがあります。
また、家人の暮らしぶりや、性格まで感じ取れるヒントを見つけるのも
面白いです。
まさに古民家そのものが推理小説の舞台となります。
なんか抽象的でわかりにくいかも知れませんが、
表現がへたくそですみません。

例えば・・・
写真の板戸をよ〜くご覧ください。
上の方の少し黒ずんでいるところに縦に波の様な筋があるでしょう?!
写真ではちょっと解りづらいですが、その縦波に沿って微妙な凹凸があります。
実は、これ・・・板の表面を「槍鉋(やりがんな)」で削って仕上げているのです。一枚一枚丁寧に手間をかけて仕上げた板を使って建具を造っているのです。

またまた、写りが悪くてすみませんが、よ〜く見てください。
ご存知「金輪継ぎ」です。
なんで、ここを継いだんかな〜と思って周りを見てみると、この束と同じ通りに並んでいる小屋束がすべて同じ位置同じ高さに同様の「金輪継ぎ」で加工されていました。
つまり小屋裏の収納容量を増やすために、小屋束を高くして
屋根を架け替えていたのです。−−→大発見。
そう思って、小屋の梁を見直して見るとやはり他の梁より新しい事が
解ります。→新しいと言っても優に100年は経っていますから、大した技術ですね。恐れ入ります。
皆さんも、推理サスペンス時代ドラマの舞台に
タイムスリップしてみて下さい。
おもしろいですよ〜



