今注目のパワースポット!みみづく地蔵尊に願いをきいてもらいましょう。
2021/1/6
眠りについていえば、
冬は夏より対処がしやすい。
布団にあんかを入れておくもよし、
毛布を重ねるもよしである。
ところが、
今冬は眠れない人が増えているという。
昨年から続くコロナ禍のもと、
ストレスが原因とも言われている。
また、四六時中手放せなくなった
携帯電話やスマートフォンもその一因とか。
小さな画面を一日中見続けて、
動画や音楽を楽しむ。というより、
それで気を紛らわすはずの「術」が
むしろ見なければならないという
強迫観念に変わったのかも知れない。
電源を切って、例えば、本を読む。
あるいは何もせずに静かに目をつむる。
かつて当たり前だったことをもう一度
考えてはどうだろう。
せっかくの冬の眠りである。
良き夢と共にいたいではないか…。
合掌

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2021/1/5
煩悩無尽誓願断
人の煩悩は尽きねど、
せめてそれを断つことを誓う。
いわば、
煩悩との距離をとるということか。
煩悩ならぬ未知の脅威に対し、
同様に距離を置くべきかを、
再び問われている。
物事すべて、
離れてみることは大切だ。
これからどう向き合うべきかを考えるためにも
離れる覚悟がまた肝要や如何に…。
合掌

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2021/1/4
さて、みなさんは
ご自分のご先祖様をどこまでご存知だろうか。
両親、祖父母、曾祖父母くらいだろうか。
仮に曾祖父母としても14名のご先祖様が
いらっしゃることになる。
七代まで遡れば、254名。
今、自分が生きているということは、
この多くのご先祖様から
つないでいただいた命である。
時々、手を合わせて、
感謝の気持ちを確かめてはどうか。
遠い時代に生きた先人たちは
案外と近くに感じられるものである。
合掌

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2021/1/3
めでたさも 中くらいなり おらが春
一茶
中くらいならまだいいじゃないか。
そう、思われる方は少なくあるまい。
何事においてもほどほどのところが
落ち着きやすいものである。
かつて日本で一億総中流と
称された時代があった。
とにかく「食べていける」と
誰もが信じた時代だ。
しかし、
長く続かなかったのは周知の事実。
今、問題なのは、中流や中くらいが
幻想になりつつあるということ。
落ち着けるところがない、
来るべき春すらのぞめない、
これは決して画面の向こうの話ではなく、
眼の前の事実である。
三が日の華やかな映像に
隠しきれない現実が見え隠れする…。
合掌

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2021/1/2
薄氷が張る冷たさをして
これぞ冬らしさとみる。
体のなかでそれを一番知るのは顔。
さらには鼻先がそうであろう。
手袋を外して鼻先に触れれば、
冷えた感触がすぐに伝わる。
いや、今は違うかも知れない。
マスク越しの冬らしさとなれば、
皆先より耳のほうが相応しい。
もっとももっと冷え込んできたら、
耳あてや帽子で覆えばいいから、
今冬はどこにも感じにくい「らしさ」だ。
そもそも、
続く自粛で感じにくいのだが…。
合掌

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