JRと京阪の2つの線路をまたぐ、
近所の踏切は段差を極力解消し、
道幅も増えてずいぶんと「良く」なった。
あの凸凹した感覚が和らぐのが何よりだが、
これは自転車やバイクそして車に乗っての話。
歩く人にとっては、少し話の向きは変わる。
それは、渡り切る距離である。
いや、別に分不安はないけどと、多くの人は
そう思うかもしれないが、たとえば、足の悪い方、
車椅子の方にはやはり怖さがつきまとうだろう。
歩いている途中で、警報機が鳴ったらどうしようかと、
気が急いてしまわないかと思う。
こんなふうに
普段の生活の中で見落とされがちな
個々の不安を解消するのは、一人ひとりの関心、
意識のあり方に他ならない。
警報音が鳴る度に、人が渡っていないか、
気になってしまう。
合掌

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