今注目のパワースポット!みみづく地蔵尊に願いをきいてもらいましょう。
2020/9/30
中学、高校の頃に
時刻表をもとに旅行の疑似体験をした
方もおられようか。
紅葉の名所巡りや温泉などを
織り交ぜて列車の乗り継ぎを
あの一冊から紐解いていくのは
鉄道に明るくなくても
楽しそうに思えたものである。
今は、インターネット上で
実際の道路を進むようにして
旅の疑似体験をすることもできる。
画面の道を進めるのは
キーボードやマウスで簡単だ。
せっかくの秋である。
旅行に行ったつもりで
ひとときの疑似体験も
悪くないだろう。
さて、頁をめくりながら、
画面を進めてみようか…。
合掌

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2020/9/29
近くの田んぼは
今収穫期を迎えている。
頭を垂れる稲穂たちを見ていると
わけもなくほっとするのである。
田植えの頃のあの青々とした美しさが
新緑の季を告げる原風景なら、
黄金色に染まる稲穂は、
かけがえのない秋のそれに他ならない。
この原風景を守り継いでいくことは、
我々の課題であり次代への責任であろう。
茶化さずに、この美しさ、大切さを
堂々と声に出したい…。
合掌

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2020/9/28
昨夜の月は鞠を斜めから見たような
形でこれはこれで綺麗な形であった。
月の大きさもさることながら、
放たれる光が実にいい。
いにしえ人があるいは酒器に、
あるいは、川面に浮かべた月の趣を
拙いなりに真似てみようと試みれば
寛容な月はちゃんと収まってくれるではないか。
秋の空はかくも深淵なり…。
次に見える中秋の名月は
10月1日木曜日とのこと。
晴れることを祈るとしよう。
合掌

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2020/9/27
一昨年の流行語、
新語大賞になった「映える」。
インターネット上に投稿する
写真や動画に用いたことで
生まれた言葉である。
読みは「はえる」ではなく
「ばえる」というらしい。
それから、何をするにも映えることを
意識するのが流行の慣わしとなった。
ときには食べきれないほど注文して
その料理の写真を撮り「映えた」とみるや
食べずに帰る者もいたそうだ。
本末転倒という他ない。
世の多くは、映えることなく
成り立っているのであって、
遊び心はいいが、本質への見方捉え方こそ、
磨くべきと思うのである。
秋の夕映えを見上げれば
写真に収めずとも
心に映えるものはある。
合掌

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2020/9/26
まとまった雨で乾いた土は
久しぶり潤いを得た。
同時に夏を終えた樹々に
癒しをもたらし、
彼らは応えるように
自身の葉色を変え
土へ帰すのである。
一雨ごとの秋。
一葉ごとの秋。
季節が進む週末である。
合掌

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