2017/2/25
冷え込んだ朝に、
霜のついた竹垣が
きらきらと光っていたので、
きっと山内の樹々も
そうだろうと思うと、
鳥たちも、さぞとまりにくかろう
などと想像してしまう。
もっとも、
襟元をしめて、
寒そうにしている人の様は、
彼らをして「気の毒」と
映るやも知れないから、
お互い様ということになる。
如月、最終の週末、
すぐそこの春を思えば
このきらきらとした静けさが
何だか名残惜しい。
春は、また
気忙しさを
つれてくるのである・・・。
今日の一日(ひとひ)、
囁きは白くたなびく・・・。
合掌

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