2016/11/18
スマートフォンにタブレット端末など、
デジタル器機が普及した今でも、
手帳を利用する人は多いときく。
罫線のあるものや無地に色分け、
またカレンダー併記など種類も様々だが、
何より、使う人の個性が滲むのが手帳だ。
そうして一年使い込んでいくと、
自分だけの歴史が綴られてくわけで、
遡って頁をめくる度、液晶画面では味わえない、
独特の思いに浸ることができよう。
ペンを奔らせたときの気持ち、
そのプロセスや結果が、頭を過る。
そしてまた次の頁に「今」を綴り続けていく。
今日の一日(ひとひ)、
破られた紙片のメモが
記憶のどこかに落ち着いている・・・。
合掌

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