2016/7/18
夏疲れとでも言うのだろうか、
不意に襲ってくる睡魔に抗えず、
机に突っ伏してはみたものの、
やはり、おさまりが悪い。
かといって、真剣に昼寝を
決め込むことには抵抗がある。
こういう曖昧な眠気というものは、
疲れの増幅にこそつながっても、
心地よい休息に導いてはくれないものだ。
ちょうど、郵便配達の若い子が、
玄関の呼び鈴を押したので、
さっきまで抜け出せなかった
彷徨いから、現実に戻ることとなった。
今日の一日(ひとひ)、
あくび一つに汗が光る。
合掌

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