今注目のパワースポット!みみづく地蔵尊に願いをきいてもらいましょう。
2016/3/31
空へ若竹のなやみなし
山頭火
いつもその勢いに驚かされるもの。
春の味覚を代表する筍である。
天をつくように伸びる様も、
鮮やかな青さも実に清々しい。
明日からの新年度、
気持ちも新たに伸びていく・・・。
合掌

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2016/3/30
井の中の蛙大海を知らず、
されど・・・
このされどの後に
いくつかの付け句がある。
曰く、空の青さを知る、
あるいは深さを知るなど。
戒めとして耳に馴染む一節に
今ならどんな付け句をしようか。
深さや青さを知ることは
決して自身の境遇を嘆くものではない。
されど、
今日の一日(ひとひ)の縁を知る。
合掌

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2016/3/29
一つの終わりはまた
一つの始まりである。
花暦は梅、そして
桜や桃へと移ろうとき。
別れ弥生から、まもなく
出会いの卯月へと歩みは続く。
しかしながら、
時の過ぎていく様は
なんと残酷なことか。
すべてを過去に押し込んでしまうのだから。
ただ、それ故に救われることもままあり・・・。
何とも片付かないものだ。
百花繚乱の季は
瞬く間に過ぎていくだろう。
そうして、新緑の風が
次の季へといざなう・・・。
今日の一日(ひとひ)が
明日への始まりである。
合掌

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2016/3/28
人それぞれに心のあり様は違う。
何かに追われ、あるいは支配されて、
意識の内と外で逡巡することもあれば、
何者にもとらわれず、安定した境地に
至ることもあろう。
無論、後者は稀な場合だろう。
さて、
自分の「今」はどうだろうか。
言い知れない期待と不安があるなら、
心の針は振幅を増していくに違いない。
揺れ動く心もまた
人それぞれである・・・。
合掌

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2016/3/27
手足のまめには、象徴的だが、
人それぞれの生き方が浮かぶ。
積み重ねた時間であり、
会得した業の証だ。
同じように使い込んだ道具には
その人の魂が刻まれていく。
ときに孤独を極めながら、
鬼気迫る関係が生まれ、
人にも道具にも然るべき証を
残すのだろう・・・。
今日の一日(ひとひ)は
新しい証への一歩となる・・・。
合掌

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