今注目のパワースポット!みみづく地蔵尊に願いをきいてもらいましょう。
2015/9/30
おぼろ月夜のつごもり・・・。
晩夏から初秋、
そして錦秋へ。
少しずつ空気が
張りつめていくのがわかります。
樹々草花も
雲間の光のためか、
凛として、迫ってきます。
彼らの息づかいの前には
今日抱えた疎外感などは
簡単に吹き飛んでしまう・・・。
今日の一日(ひとひ)を生きて。
合掌

0
2015/9/29
生きていると何度となく
どうにもならない局面、壁に
ぶつかることがあります。
もうだめだと思うとき、
人は地獄をみるやも知れません。
自信喪失から自己否定、
尊厳の破壊・・・。
地獄はそのまま自身となる。
みみづくさんは地蔵菩薩様。
六道を輪廻する衆生を救い
私たちの声を聞いてくれる仏様。
声にならない声でも、
きっと聞いてくれることでしょう。
ただ今日一日を
生かされたことに感謝しつつ、
もう一度、自分と向き合えたら・・・。
合掌

0
2015/9/28
月夜、あるだけの米をとぐ
山頭火
今宵もまた月。
月の光は何と
不思議なものでありましょう。
太陽の下で押黙った気持ちが
月下には正直にあらわれる。
過去を連れて来たり、
未来を引き寄せたり、
流れる雲の端々には
今を生きる自身の影を
見るような。
天に座して、
かつ静かなる宴。
円(縁)の妙味と
また得心するばかり・・・。
合掌

0
2015/9/27
蚊帳の中の私にまで月の明るく
山頭火
今日は中秋の名月。
大きく、輝く今秋の円は、
仰ぐことが気恥ずかしいほど。
ならばと、
水面に映して観月を試みる。
これはまた一興なり・・・。
川や池、水盤、水瓶、
いや、手ですくったそれにも
月は「ある」。
そして、
器の大小、形に囚われず、
等しく移るものと知る・・・。
水面を人の心と
置き換えてみましょう。
ともすれば、
器の優劣に始終して
月そのものを
おざなりにしてはいないだろうか。
今宵の月光を浴びながら、
揺らめく器(心)と向き合っている。
合掌

0
2015/9/26
今、季節はまさしく端境。
言葉通り、新米と古米の
入れ替わる秋の時分ですが、
冬支度、諸々の制度や
しくみの変化などもありましょう。
端境に向けられる目は、
過去と未来への俯瞰。
嗅ぎ分ける鼻は、
不安と安堵のかおりをえる。
触れる手からは、
畏敬の念がこぼれ落ちないように、
と願う・・・。
収穫の喜びが、
今日、明日への
希望へつながる
ことをまた願うのですが・・・。
合掌

0
1 2 3 4 5 | 《前のページ |
次のページ》