断乳するにあたって何が一番怖かったかというと、おっぱいがカチカチに張ることでした。
レン坊が生まれて3日後あたりから私のおっぱいは岩のようにカチカチに張り、その痛さと言ったらもう・・・・

私の中では
出産の痛みよりも苦痛というか、出産の痛みは再び味わってもいいけど、あのおっぱいの痛みだけは2度と味わいたくないと思うほどでした。
とにかく寝ていても起き上がっても何もしなくても痛いのです

産後2ヶ月間実家に居た間はレン坊を抱っこすることはもちろん、屈んだら一段と痛いのでオムツを替えてあげる事すらなかなか出来ませんでした。
なぜそんなに痛かったのかというと、母乳の生産量が多すぎたためです

レン坊が飲んだ後も、毎回余ったおっぱいを30分かけて搾乳しました。
3時間おきに。夜中も・・・。搾ってから2時間も経たないうちにまた次の授乳&搾乳です。。。
しかも、カチカチに張っているとレン坊も飲みづらいらしく、上手く飲めずに泣いてしまったり、無理に飲もうとして乳首が切れ・・・母乳パッドが肌に合わず、おっぱい全体が真っ赤にただれ・・・

それはもう、激痛です。
乳腺炎にも何度もなりました
この状態が3ヶ月続き、泣きながら授乳したり、いっそ注射を打って母乳を止めてしまおうかと何度も思いました。
こんな経緯があったので、断乳時には絶対おっぱいを張らせたくない!って思っていました。
そこで私がとった作戦は・・・・
まず、離乳食が1日3回になった頃から授乳回数を減らしました。おっぱいは張りが治まる程度に搾乳して捨てて・・・そうしてるうちに、おっぱいの量が少なくなりました。
そして
過去の経験を参考に、断乳決行の日から2日間
絶食しました!
結果、おっぱいはちっとも張りませんでした

断乳してから3日経つと、おっぱいも生産を止めるそうです。
もう大丈夫!本当によかったです。
あとは溜まった分を搾乳して、完了です
夜中に何度も起こされるし、おっぱいは本当に大変だったけど、振り返ってみると、レン坊が
おっぱいを飲みながら私の顔を見て笑ってくれた事。
飲むふり→そっぽを向いたり、私をからかって遊んでた事。
どんなに泣いていても、おっぱいを飲むと安心してくれた事。
夜寝るとき、おっぱいをくわえたまま眠りについた横顔。
おっぱいタイムは私とレン坊しか共有出来なかった、大切な時間でした。
そう思うと、レン坊がおっぱいから離れてしまってちょと淋しいような気もします。
私にとって産後3ヶ月までのおっぱいは、『妊娠&出産の苦しみワースト2』(ちなみにワースト1は「ツワリ」です

)にあがる位つらいものだったけど、次の子も出来れば母乳で頑張ってみようと思います!