Shimaです。久しぶりのお休みに早起きして神戸に向かい、「マウリッツハイス美術館展 〜オランダ・フランドル絵画の至宝〜」を見に行ってきました。
目的はもちろん大好きな画家・フェルメール作「真珠の耳飾りの少女」!!
フェルメール全35作(36〜37作とする説も)のうち、これまでに「レースを編む女」「牛乳を注ぐ女」など7枚は見てきたので、今日で「真珠〜」と「ディアナとニンフたち」を加えて合計9枚に。全作品の四分の一を見たことになります。
当時とても高価だったというウルトラマリンの顔料を使ったターバンのブルー。そして瞳と真珠に映り込んでいるという部屋の窓と服の白襟の反射を間近に見たいと思っていました。直接描かれることのなかった空間の窓がどんなものだったのか、気になります。
朝早くだったせいもあり今日の神戸市立博物館はそれほど混み合わず、人の動線もよく考えられていてスムーズに絵の世界を楽しむことができました。
まずは「ディアナとニンフたち」。まだ画家としての個性が確立されていないフェルメール初期の作品で、しばしば話題になる不自然なモデリング(体型や胸の形など)が見れて面白かったです。ぼんやりとした輪郭で描いてありました。
この絵を見て、階段を下りるといよいよ目的の「少女」と対面。
経年変化なのか思ったよりターバンの青が白っぽい。瞳に映る窓枠まではわからなかったけど、真珠に確かに映る窓と襟の白、意外に控え目なハイライト。なによりも絵全体に流れる静謐な時間。絵画でも音楽でも、私は饒舌なものよりもどこかに静を感じさせる表現のほうが印象に残ります。
ゆっくりと鑑賞することができ、すごく感動しました。
フェルメールの絵は、いつも私を幸せな気持ちにしてくれます。

限定の「真珠の耳飾りのミッフィー」買いました。(耳ってそこ?)