雨の中お子さん連れのお客様をお待たせしては申し訳ないと、授乳・オムツ換えスペースにお通しし、受付の最終準備を整えて受付を開始します。
悪天候の0歳からのコンサート、良くベビーカーでお客様がいらしてくださいました。
そして第1部が開演
1曲目はモーツァルトメドレー
「フィガロの結婚序曲」〜同じくフィガロより「恋とはどんなものかしら」〜「トルコ行進曲」〜「ディヴェルティメント第1番」〜「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

演奏し終わってからどんな曲が入っていたでしょう?と問いかけると、早速子供達から大人気の「トルコ行進曲」をはじめ、「名前はわからないけれど聞いたことがあった

」などと反応がありました。
ついで2曲目は、私達が留学していた国、スイス建国のきっかけとなった「ウィリアム・テル」 のお話しを、陽子お姉さんの語りとプティトワーズの演奏で一つの作品にまとめました
はじまりはじまり・・・
舞台はオーストリアが支配するスイス
ゲスラーという意地悪な役人がやってきてオーストリア皇帝の帽子を掲げさせます。
(ピアノにご注目

)
帽子の前を通る時はお辞儀をしないといけないのですが、そこへやってきたウィリアム・テルは「ここはスイスだ!」とお辞儀をしませんでした。
するとゲスラーはテルに、一緒に連れていたテルの息子の頭の上にりんごを一つ乗っけさせ、弓でそのりんごを射るように命じます。
(ここではテルの息子役、Erikoが大活躍

りんごの乗せた姿のまま演奏し会場を沸かせます

)
陽子お姉さん扮するテルの放った矢は見事、りんごの真ん中を射抜きました
ウィリアム・テル、万歳
そして曲は誰もがご存知のファンファーレからクライマックスへ。
こうしたテルの活躍があり、1821年8月1日、スイスは独立記念日を迎えます。めでたしめでたし
3曲目、4曲目はスイスつながりで
サウンド・オブ・ミュージックより「ひとりぼっちの羊飼い」
アルプスの少女ハイジより「おしえて」
2曲ともスイスの羊飼いの少年達の通信手段として生まれたと言われる裏声を使った歌い方をされます。
説明のあと、陽子お姉さんのあとに続いてみんなで「ヨーロレイッヒー

」と声を出してみてからお聴きいただきました。
「おしえて」はお父さんお母さん世代にも懐かしい曲だったようで、前奏から手拍子で盛り上がって楽しんでいただきました
口笛はなっぜ〜遠くまで聞こえるの

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〜〜つづく。