6月9日(日)に行った、0歳の赤ちゃんからお楽しみいただけるプティトワーズの「親子でワクワクコンサート」の模様をお届けします♪
朝会場に到着すると早速ピアノの位置やそれぞれの立ち位置を決め、お客様の椅子やゴザをセッティングしてリハーサルを開始します。
このワクワクコンサートは小道具をたくさん使ったり楽器体験コーナーなど動きが多いため、当日会場での準備はとても重要!短い時間でスタッフを務めてくれるメンバーとの打ち合わせもあり緊張感が流れます。
なにしろ音を出せるのは10時からで、10時半には開場しなければならないのですから
慌ただしくリハーサルを済ませ、着替えなどの準備をするうちにもうお客様がお見えになります。今回もおかげさまでチケットは完売。長野からはShimaの母、名古屋からはErikoの両親も駆けつけ激励してくれました
今日も頑張らなくちゃ
スタッフチームの絶妙の采配で赤ちゃん連れのお客様はゴザに、座れるお子さんは椅子に、大人は2階席に着席していただき、いよいよコンサートの始まりです
まずはクライスラーの「愛の喜び」から。
言わずと知れたヴァイオリンの名曲ですがオーボエも加えさらに華やかに
お話つき音楽「ピーターと狼」は本来小編成のオーケストラとナレーションで演奏されますが、今回はオーケストラとナレーションの役を3人で頑張りました

今回は小さい赤ちゃんも多いので視覚的にも工夫を凝らそうと紙芝居を追加することにし、それぞれの役に合わせたお面もつけて演奏しました。
紙芝居とお面はErikoがピーターと狼の絵本を見ながら場面に合わせて書いて作ってくれたものです

元になる絵を見ながらとはいえ、Erikoの絵力には毎回驚かされます。
ピアノがにぎやかで勇敢な小鳥さん。ヴァイオリンはいたずら好きのネコちゃん。
ガァガァ!オーボエはちょっぴり太った、アヒルさんです。
そのほかにもピーターは主にヴァイオリンが、おじいさん役はオーボエの大きくなったようなイングリッシュホルン。そして怖い狼はピアノが担当したのですが、低音での不吉な響きに会場の子供たちの空気が急に変わり、口々に「こわ〜い」と言って泣いたり、お母さんにしがみついたり

ちょっと怖がらせすぎたかな

なんてMikikoは言っていましたが、そのような子供たちの音に対する反応はとても嬉しく感じます。
前回までは紙芝居も譜面台に固定して演奏しながら自分たちでめくっていたのですが、今回は紙芝居のめくりをスタッフのアヤちゃんに担当してもらいました。というのも・・・今回の「ピーターと狼」は数小節の短い間にセリフを言ってすぐに演奏に戻らなければならない箇所が結構あり、特にErikoとShimaは時間との闘い
アヤちゃんにお手伝いしてもらうことで子供たちやお客様にも見やすくなり、私たちも演奏に集中することができて大正解でした!
そして、こちらも毎回好評の手作り楽器コーナー。
今回は大変身近なあの飲料容器で作った、プラスチックで作ったウッドブロック〜名付けてプラブロック。じゃ〜ん!!!
Mikikoが頑張って乳酸菌飲料を飲んで作ってくれました。
ブロックを叩くバチには合宿で試行錯誤の末、鉛筆を使いました。
みんなで演奏するのはアンダーソンの「シンコペーテッド・クロック」です。
Erikoお姉さんに合わせてみんなでユニークな時計のリズムを楽しく合奏
さあ途中で目覚まし時計のベルが鳴りますよ!
トライアングルや鈴のお友達、ベルを鳴らして〜
プラブロックはおうちに持って帰って、鉛筆立てにも使えます(笑)
楽器体験コーナーのあとはShimaのツィゴイネルワイゼンを聴いていただき(それまでプラブロックで賑やかに遊んでいた子供たちがさっと静かになってヴァイオリンに聴き入ってくれました)、
「雨ふりくまのこ」や「海」など、季節にちなんだ歌を元気に歌い、最後にもう一曲、今度はピアノの名曲「エリーゼのために」を演奏し、アンコールで再度みんなで元気に合唱♪
楽しい1時間が終わりました。
コンサートの後はおやつタイム。お菓子とドリンクをお配りし、
お見送りにはスイスのチョコレートをプレゼント

スタッフのカナコちゃんの娘リオちゃんはヴァイオリンを習っているのでShimaととっても仲良し

「リオちゃんもお手伝いする!」と言って、Shimaと一緒に小さなお客様にチョコレートを渡すお手伝いを一生懸命してくれました
かわいい2種類の虫の形があったのですが、「ミツバチとテントウムシどっちがいい?」と自分と同じ年頃のお客様にちゃんと聞いて配るしっかりもののリオちゃん。
その「子供スタッフ」を務めてくれたリオちゃんと記念撮影
お客様へのアンケートを読ませていただくと、たくさんの喜びのお声が

今回もたくさんの赤ちゃんとお子さん、そのご両親にも楽しんでいただけるようなコンサートになりました