毎年9月1日は「防災の日」です。
近年、日本では大地震や台風などにより
多大な被害が発生しています。
皆さんは、いざという時の準備は万全でしょうか?
改めて防災意識を高め、
しっかり準備をしておきましょう。
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災害時の予備知識
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<緊急地震速報とは>
地震が発生した際に、
強い揺れが来ることを気象庁が
事前に通知するものです。
地震発生直後に、
各地への到達時刻や震度を予測して
テレビ、ラジオ、携帯電話などを通じて発表します。
緊急地震速報を発表してから
強い揺れが到達するまでの時間は、
数秒から長くても数十秒と短く、
また、震源に近いところでは
間に合わないことがあります。
<災害発生時の避難情報>
避難に関する情報や防災気象情報等の防災情報は、
5段階の「警戒レベル」を用いて伝えられます。
●警戒レベル1(気象庁が発表)
最新の防災気象情報などに留意し、
災害への心構えを高める
●警戒レベル2(気象庁が発表)
ハザードマップなどで避難行動の確認する
●警戒レベル3(市町村が発令)
「避難準備・高齢者等避難開始情報」が
発令された段階
被害が予想される地域の住民、
特に高齢者など避難に時間がかかる人は、
安全な場所への避難を開始する
●警戒レベル4(市町村が発令)
「避難勧告」「避難指示(緊急)」が
発令された段階
災害が発生する恐れが高い状況で、
対象地域の人は全員速やかに
危険な場所から避難する
●警戒レベル5(市町村が発令)
「災害発生情報」が発令された段階
すでに災害が発生している状況のため、
命を守る最善の行動をとる
警戒レベル5になってからでは、安全な避難が
難しい場合があります。
警戒レベル3、4が発令された場合は、
周囲に声を掛け合って、
確実に危険な場所から避難しましょう。
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日ごろの備え
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突然起きる災害から命を守るためには
事前の備えが必要です。
<地震への備え>
・自宅の耐震診断をする
(地盤のゆれやすさマップが都道府県から
公開されているので事前に調べておきましょう)
・自宅の耐震補強をする
・寝室や避難路となる出入口付近には
背の高い家具を置かない
・家具は転倒防止器具で固定する
・手の届くところに、
懐中電灯、スリッパ、ホイッスルなどを
備えておく
・窓ガラスには飛散防止フィルムを貼る
・職場に歩きやすい靴を置いておく
・避難場所や避難時の安否連絡方法を確認する
<大雨・台風への備え>
・屋根、塀、壁など自宅の危険箇所をチェックし、
補強などの対策をする
・側溝や排水溝の掃除をし、水はけをよくしておく
・ハザードマップで危険箇所や避難場所を
チェックしておく
・近隣の建物や道路の状況を把握しておく
<ライフラインの停止や避難への備え>
・食料品や生活必需品などの備蓄品を準備し、
定期的に使用期限などをチェックする
・非常用持ち出し品をリュックサックに入れておく
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連絡方法の確認
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災害時においては、家族の安否を確認するための
通話等が集中するため、
電話がつながりにくくなります。
そのような状況において安否確認を行う方法を
確認しておきましょう。
◆災害用伝言ダイヤル「171」
加入電話、ISDN、携帯電話、PHS、公衆電話から
電話番号を入力して、
安否情報を音声で録音、確認することができます。
◆災害用伝言板(Web171)
パソコンやスマートフォン等から
インターネットを利用して安否情報の登録、確認を
行うことができます。
災害用伝言ダイヤル「171」と連携しており、
相互に確認が可能です。
◆災害用音声お届けサービス
各携帯電話・PHS会社が提供するサービスで、
専用アプリケーションをインストールした
スマートフォン等の対応端末から、
同じ通信事業者の対応端末に
音声メッセージを送信することができます。
◆スマートフォンのアプリケーションを活用する
Twitter、LINE、Facebook、Skype、
Yahoo!防災速報、goo防災アプリなどを
インストールしておくと、
家族との連絡、安否情報の確認などができます。
家族が離ればなれになったときの連絡方法や避難場
所を事前に確認しておきましょう。
そうならないことを祈りつつ、
準備はしておきたいです。

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