吉住さと子〜Music Note 2〜　　古楽のお部屋

参加しました・・・娘が。



フルートやってましたが、トラヴェルソもやりたいそうで。
(でも、あまり先生が、ここら辺にはいないらしい)。

とりあえずチェンバロから始めそうです。

昨日も今日も、仕事で現代音楽の中に、ドップリ浸かっておりました。
でも、すきま時間に楽器の調整をしたり、セッションの時に、突然渡されて(^^;)(;^^)
アタフタした楽譜を見直したり・・・。

今までは、講習会や本番などの、刺激的(？)な出来事があると、なかなか平常の生活に戻れなくて、２、３日ボーっとしていたのですが・・・。
だんだん『古楽ライフ』が身に付いて来たのでしょうか？

ちなみに、今回初めて、携帯から、この記事を送ってみました。楽器の腕前と良い勝負の、超スローペースの私のデジタル技術(大げさ？)も、熟成中でございます。〓

テオルボとバロック・ギターを背負って、京都に行ってきました。



うちの子と、他の参加者の皆さんとの記念撮影。壮観です。

今まで、車以外の手段でテオルボ（ケースに入れると、ほぼ、私の身長と
同じくらいデカイ）と移動した事がなかったので、
「楽器２台＆荷物で、徒歩＆新幹線＆地下鉄の移動が可能か？」
が、この実験の最大のテーマ。

結果は、まあ、余裕で可能でした。
京都は祇園祭だったので、夜の９時過ぎの地下鉄が通勤電車並みだったのと、
終電のローカル線との接続がかなりギリギリで、広い小倉駅を、テオルボ抱えて
走らなければならなかった位ですね〜。予定外は。

前日、チェンバロの初練習で３時間、クラスを教えるときにピアノ４時間弾きまくったり、
最近、チャリティーコンサートの連発で、睡眠時間もあまりなかったりで、
手も目も頭もかなり疲れていたみたいで、準備していた曲は、早いパッセージが
無理っぽくて、途中でギブアップ。

A調弦の時に完成していた、ゆったりした曲（つまり６ヶ月以上弾いていない曲）を
急遽弾くことになってしまいました。
G調弦に変わった時、A調弦での完成曲は混乱しそうだったので封印したんですけど、
しばらくぶりに弾いてみると、あら〜、思ったより弾ける。A調弦が抜けたんですねぇ。

ま、人前で弾くのが苦手な、超アガり症の私にとっては、講習会（みんな同じ部屋にいるので、個人レッスンが自動的に公開レッスンになっちゃう、という状況だけで、
十分、勉強になるんですけどね・・・。

ということで、私的には、実り多い講習会でした。
もっとテクニカルな報告を期待した皆さん、ごめんなさい。

今日は初めて響ホールのチェンバロにさわれる日。



先生に色々説明していただいているところを激写！
黒と焦げ茶のシックな本体に、金色の枠どりとラテン文字がそれはもう豪華。
足が独立している、フレンチ型です。



書かれている言葉は・・・
『能有る鷹は爪を隠す（！）』と『音楽を仕事にすることは喜び』だそうです。
オーダーした人の「座右の銘」が描かれるらしく、
楽器によって、言葉は皆違うそうですが・・・

「能ある鷹は・・・」と書かせた人ってどんな人だったんでしょうね？
すごく上手な人が、自戒のために書かせたのでしょうか？
お客さんはこれを見ながら演奏を聞いているわけで・・・想像すると笑っちゃいます。

まだタッチの練習で手一杯で、まったく曲になっていないのですが、
ちょっと弾いてみると、まあ良くしゃべるしゃべる！
右手と左手の旋律が、会話に聞こえてきて、くすぐったくなるほど可笑しい。

言葉は・・・たぶんフランス語なのでしょうね。