いや〜、インパクト強いです。この黒い鍵盤!
何度も見たことは有りましたが、いざ弾こうとして手元を見ると、
ギョッ!とします。全くの別風景。びみょ〜な違和感も。
『なぜ黒白入れ替わったんだろう?
材料の価格が逆転したのかしら・・・?』
とか、余計なことを考えながら弾いてみると、
うわっ!
これまた別世界。ピアノとも、オルガンとも、タッチがまるで違う。
発音までのタイミングも違えば、重音を揃えるのも一苦労。
もうすっかり大汗かいてしまいました


リュートを弾くように、弾けばよいのですよ
と、先生に言われてやってみると、あ〜ら不思議。
確かにリュートの弦と指の間に、鍵盤が橋渡ししている感じ。
チェンバロって本当に撥弦楽器なんですねぇ。
目からウロコがポロポロ・・・・
アーティキュレーション(スラーとか、スタッカートとか・・・)は
本来、演奏者が自分で考えて入れるものなので、既に沢山書き込まれている
モダン楽譜より、なるべく原本に近いものを使って練習していきます。
通奏低音法のテキストも、日本には無いそうなので、海外からお取り寄せ。
着くまでコピーでしのぎます。ムズかしいけど・・・楽しい。

フランソワ・クープラン著 La`rt de Toucher Le Clavecin
Breitkopf&Ha"rtel 版

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