この何日か、ギターにも触れない日が続いて、
久し振りに覚えたての、サンスのフォリアを弾いてみたら・・・
指が回らない!!
しかも少し気合を入れて弾き直したら、右手の甲にちょっぴり違和感が・・・
ギター弾き始めの頃、10日で腱鞘炎になったことを思い出し、
とりあえず10分でやめておく・・・くすん
湿度のせいか、弦のご機嫌もよろしくない。あちこち、ささくれが・・・。
先日もついに、4弦のオクターブ弦がきれてしまったので、
ルネサンスリュートの1弦の0.42mmを代わりに張ってある。
(まあ、手元に来てから1年半、実は一回も弦を換えたことがなかったので
切れるのは当たり前。大きな本番もやったのに、よく切れなかった。

)
ここでふと思った。リュートの弦とギターの弦の違いって何だろう?
良いのだろうか兼用して。(さすが初心者!そんなことも知らない。)
早速、竹内先生にお尋ねすると、
ガット弦の場合、ゲージさえ合っていればどちらにもOK
・・・とのこと。良かった、それなら他の弦が切れても、代わりがある。
でも、0,42は細すぎ・・・
ついでに先生推奨の、390Hzにピッチを下げてみる。
モダン楽器の440Hzより全音下。
楽器と弾き手の負担は軽くなるし、この時期、弦にも良いそうだ。
普段は半音下の415Hzなのだが、楽器が一番『鳴る』ピッチはそれぞれ違うそうで、
その楽器に尋ねるしかないらしい。
『調律の際、基準のピッチそのものを変えるなんて!』と、古楽を始めた時は、
相当驚いたが、今はちょっとワクワク
すると、マストギターさん。このピッチが気に入ったのか、歌いだした!
へ〜、そうだったの?! じゃ、しばらくこれで行く?
でも、このローテンション、私のヘタさ加減がモロにばれるんですけど〜
左手の弦の当たりが柔らかくなった分、ホンのちょっとの押さえ具合が、
音にすごく影響されてしまう。つまり、瞬時に正確に抑えないと、
雑音が出たり、音程が狂ったり
うっ、手強いかも。
まだまだ道のりは遠い

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