日本一カッコいい男、そして、日本一の目利き「白洲次郎」のドラマを見ました。
金魚の飼育を続けていくには、美しい金魚を追及していくべきだと考えています。
品評会での東大関の魚は、はじめてその種の金魚を見た人でも「なんて綺麗なんだ」と思うものでないといけないのではないでしょうか。
もしそうでなければ、その会は本道を外れかけているのかも知れません。
白洲次郎に学ぶべきは、本物を見極める目を持ち、カッコよく生きる。
そして、間違ったことをいう人間によいしょしたりせず、間違いを間違いだとはっきりと言える生き方をする。つまり、流されない生き方をするということです。
今日のドラマの中で印象的だったのは、イギリスの大学の教授の言葉「教えられたことを鵜呑みにしてはいけない。ちっぽけな頭で真実を考えることが大切なんだ」でした。
金魚の飼育で、ベテランの人から「えっ?」と思うようなことをよく耳にしてきました。
例えば、「餌の1号は当歳で2号は弐歳に与えること。逆をやったら死んでしまう。」ということで、そんなはずが無いと考えて、あえて逆をやってみる。
勿論死ぬはずが無い。
また、「サシが沢山出た魚では仔引きをしない」という話に「水温や日照などの環境でサシが出たという事は考えられないのか」ということからサシや帆立ばかり出たペアでもう一度産卵させたら、次は綺麗な子が採れたことがあります。
金魚の会でも、封建的で裏で根回しばかりして黒を白にしてしまおうとする傾向も見られない事も無いのですが、それに流されるのはとても恥ずかしいことだと思っています。
皆で意見を出し合って、好ましい方向に向かっている会は、会員が影で陰口の言い合いなんかしていませんよね(^^)
会員が多くなってくると、こんな簡単なことがとても難しくなってくるのですから、人間の業ですかねえ。
日本オランダ獅子頭愛好会はこれからの会ですから、色々な考え方を持つ人がそれなりに楽しめる民主的な会にしていきたいと考えています。
このオランダ獅子頭は昨日起こしたもので、全て明け弐歳です。


0