雪女がくる  気のまま家族

雪女がこわいのー。雪女がきたら、いやだー。
と写楽が朝言った。

「ロトルアは雪降らへんから、雪女けえへえんよ」というと、「じゃ、雪女は日本にくるの?」と写楽。

「雪女さん、日本に行ってください!」と空に向かって叫ぶ写楽。


妖怪大図鑑という児童書をおじいちゃんに買ってもらったのに、こわくて開くことさえできない。
「妖怪大図鑑は、15歳になったら読むのー。」だそうだ。

昨日は、右足の裏に木のささくれがささって、痛くて右足をかばって歩いていたら、今度は左足がつってしまい大泣きしていた。
「今度は、こっちの足まで痛い〜。」とポロポロ涙をこぼしているので、左足をみてみると、みごとにふくらはぎがこむら返りしていた。
ああ、このスジがつっているのね、とわかるほどに。

「今日はひとりで寝られない〜」と泣くので一緒に寝た。
すると、今度は「お腹が減ったー」と泣く。
学校で鍛えられすぎたのか、足が痛くて疲れたのか、昨日は午後6時に寝てしまっていたからだ。
午後10時に足がつり、泣く。
マッサージしてやって足の痛みがとれたら今度は腹が減ったと、泣く。
ガマンできない、と泣く。


オレンジ1個8つに切ってやって、食べる。
泣いて赤くなった鼻の上にしわをつくって、むしゃむしゃと食べる。
ピチャピチャと音をたてて果汁をすする。
ほんまにサルみたい。



かわいいなあ、きみは。

「なんか顔についてるで。」と鼻をつまんでやる。
そして「あ、ゴミやと思ったら鼻やったわ。」と言ってやる。
すると、写楽「ママ、なんかついてるで。」と私のほほをつまみ、
「あ、しわやったわ。」と言う。
5歳児なかなか、あなどれないぞ。



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他人に優しい子ら  気のまま雑記

日本から短期語学研修にきていた高校生が今日帰った。
総勢29人。男子校なので当然男の子ばっかり。

私の高校生の頃って、自己意識のかたまりみたいで、大人になりきれずでもそんな自分を外にみせたくない大人ぶっていたとき。
自分に注目してほしい、でも注目してほしい自分には気づかれたくない。
屈折した自己意識をもてあますようなそんな頃だった。

自意識過剰。それを指摘されると傷つく弱さ。
今考えると、子どもっぽい高校生だった。
ちゃんと他人をリスペクトして話をすることができていなかった。
優しくなかった。

若者たちと話していて思った。
みんなずいぶん優しい。
自然なのだ。
私に対しても先生に対しても友達に対しても。
もちろん、それぞれの立場があるから対等ではないのだが、その立場をきちんと把握した上で、自然に話している。先生に話しかけられても自然。
敬語もしっかり使える。
他人の失敗や他人の欠点(ともいえない欠点)を笑うことで仲間意識を高めるような、そんな子どもっぽいところがない。
他人のいうことを肯定する。そのうえで、自分の考えを言う子が多かった。

素敵な子らだ。

今回は私が引率する機会が少なかったので、あまり話せなかったのが残念。
それでも、「医学部に行きたい」「ピアノを習う意義」「自分の好きなこと」「自分の名前について」「自分はこういうひとだと自分で思う」などなど、話ができた。
高校生と話すの大好き。

当然だがひとりひとり個性があって、生活や環境が違って、ひとりひとりが目指す方向が違う。
30人いれば30通りの夢がある。
それがすごく素敵。



かげで、私を「おばはん」と呼んでめっちゃ(私に)怒られた子もいた。
ははは、ほんまのこと言うただけやのにね。
本当はそんなに怒ってなかったのだよ。


10年後が想像つかないって、すばらしいことだ。
優しいきみたちの10年後の日本が、世界が、生きていて楽しい環境でありますように。

ありがとう!
優しい言葉をたくさんありがとう。自分に向けられた言葉でなくても、優しい言葉は聞いていて心地よかった。
きみたちに会えてよかった。
Good Luck for your future!
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