お姫様のベッド  気のまま家族

「ふわふわのベッドを作ったのー。プリンセスが寝るベッドなのー。」と写楽が言う。
見にいくと、
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庭に生えている雑草を抜いて集めて、作ったベッドがあった。
ご丁寧にお花まで散らしてある。

写楽はこの雑草の上に寝て、「ほら、見てー。ふわふわー。夢みたーい。」とお姫様気分。
「うわあ、素敵やね。いいのができたね。」とほめると、かあちゃんも寝ろという。

ええ?いやや、雑草の上に寝るの。
と思いながら、「これはプリンセス専用の大事なベッドやからかあちゃんはええわ。」と辞退する。

すると写楽、「そっかー。かあちゃんはプリンセスじゃないもんねー。かあちゃんはオバハンやもんねー。」と言う。
ほっとけ。

「プリンセスは、帽子もかぶるんだよ。」
自称プリンセスは、こんな帽子をかぶっている。

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...それ、水着のパンツやんか!
最高やね、4歳児。
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おかんの言葉  気のまま家族

実家の母から電話があった。
「お誕生日おめでとう」と。

そのとき、母が「おめでとう」の後にこう言った。
「いつも○○(写楽の名)ちゃんや、△△(河童の名)さんに、優しくしてくれてありがとう。」

うちの母はおとぼけで、ピントのずれたことをたまに言う。そして、他人の話を聞かない。(私も充分に受け継いでいるのだが、もしかすると他人の話を聞かないというのは、おばちゃんの特徴でもあるのか?)

「いつも、○○ちゃんと△△さんに優しくしてくれてありがとう。」
はい?
また、なんか変なこと言うてはるわ、と思った。
子どもと夫に優しくすることに対し、なぜうちのおかんがお礼を言うねん、と。

「どういたしまして。何をおっしゃいますやら。」と照れくささも手伝っておちゃらけて答えた。

金沢おばあちゃんにこう言われたということを写楽に言う。
「いつも金沢おばあちゃん、おもしろい変わったこと言うよねー。」という私に対し、写楽はこう言った。
「いつも○○(自分の名)とダダに優しくしてくれてありがとっ!かあちゃん。」

祖母のいうとおりのことを繰り返した写楽に、はっとさせられた。
そうか、そうやったんや。
おかんよ、わかったよ。あなたの言いたいことが。

「子どもと夫を、自分の家族を大事にするんだよ。家族に優しくするんだよ。」と言いたかったんやな。
あなたは、ずっとそうしてきたんやろな。
なかなか家に帰らない理不尽で横暴な夫にも、いうことを聞かない生意気な娘(私)にも優しくしようと、ずっとそのように努めてきたんやな。
自分よりも家族が喜んでくれたらそれが自分の喜び、そうやって何十年もすごしてきた母、努力したであろうがいつしかその努力も努力だと思わずにあたりまえにこなしてきた母を思った。
妻として母として。
家族に優しくしよう、と何十年も過ごしてきたんだろう。
生意気でかわいげのない私を、いつも愛してくれた。
あたりまえのように愛情を享受してきた私。

「私には、たいそうなポリシーも生き方もないけど、ひとには親切にしようと思っっとるがや。」といつか言っていた母。
「風と共に去りぬのスカーレットオハラの生き方が好き。」と言い切った母。

私の知っているおかんと、本当の母は違うのかもしれない。
優しく、時にはその優しさが押し付けがましく、一言多い母。
洗練されてない母。
ティッシュをテッシュという母。
梅干を漬けるのが上手な母。
パッチワークがプロ級にうまいのに、教えたり作ったものを売ったりはしない母。
なんでも他人にあげたがる母。
足腰が痛いのにニュージーランドにひとりでやってきた母。

本当には、情熱をうちに秘めた強いかっこい女性なのではないか。

何十年も、主張せずにいばらずに父や私や弟に「優しく」してくれた母。
その母から誕生日にもらった言葉は、「いつも自分の子どもや夫に優しくしてくれて、ありがとう。」だった。

もし母が「優しくしてあげなさい。」と言ったなら、私は「優しくしてるっちゅうねん!」と反発しただろう。
そこまで見越して言った「優しくしてくれてありがとう」だとすると、すごい。
あっぱれだ、おかん。

今までそうやって生きてきたあなただから言えた言葉なのだろう。
私が曲がりなりにも家族に優しくできているとしたら、それはあなたのおかげです。
おなたが優しくすることを教えてくれたおかげです。
ありがとう、おかん。


また今年も誕生日にちゃんと言えなかった言葉がある。
来月のおかんの誕生日には、言ってみる。


お父さん、おかあさん。
この世に生をくれて、育ててくれてありがとう。
優しくしてくれてありがとう。



3

トレイン♪トレイン♪  気のままニュージー

年末年始の10日間の旅。
この旅の大きな目的のひとつが、これに乗ることだった。

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クライストチャーチからグレイマウスまで、ニュージーランド南島を横断する電車「トランツ・アルパイン」である。
一度乗ってみたかった。

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サザンアルプスを眺めながら、マウンテンルピナスの咲く高原を走り抜ける。


野生のルピナスが紫とピンクにゆれる。美しい。

流れる川は、ミルキーブルー。
子どもが川の絵を描くと、青に白をまぜて水色に塗るが、まさにそんな色である。
空よりも空色の川。
「きれいー」と陳腐な言葉しか出てこない自分の語彙力のなさにがっかりだ。


きれいなものをみると、「心が洗われるようだ」という表現があるが、確かにいい気分になる。
できることなら、写真もビデオもなしで、自分の心に焼き付けたい。



どちらも絵葉書の画像。

今年は、自分らしく。自分を好きになるために少しだけ努力をしてみる。
無理せずに自分のできることをする。
そんな年にしてみよう。

今、漫画「20世紀少年」を読んでいる。
「ろうそく、○○(自分の名)にブロウさせてー。」という娘っこのために、ケーキでも焼いてみるか。
自分の誕生日だけど、自分でケーキを焼く。
まあええか。

父さん、母さん、生んで育ててくれてありがとう。
美しい山を眺めながら、4歳児とのトランプにつきあいながら、電車の中でそんなことも思っていたような気がする。


3

夏がきた!  気のままニュージー

2010年、夏がきた。
1月半ばから2月半ばにかけてが暑い。
最近は、3月も暑い。

一番よい季節だ。
ニュージーランドの夏はよい。


2009年と2010年の年末年始は、ニュージーランドの南島に行ってきた。
トランツアルパインという南島横断の電車にのり、グレイマウスという小さな町でのんびり。
また電車でクライストチャーチに戻り、クライストチャーチでのんびり。
全行程10日間の旅。
移動が少なかったので、本当にのんびりすごした。
あれもこれも、といろいろ回る旅よりも、私たちにはこういう「のんびり」が向いているようだ。
グレイマウスで、市民プールに行ったり、クライストチャーチの公園で昼寝したり。
ロトルアにいるのと、してることは変わらんがな。

旅の話はまた今度。

2010年もよろしくお願いします。
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Beeはっぴぃからのお知らせ  Beeはっぴぃ

2009年中は、誠にお世話になりました。来年も何卒よろしくお願いします。

2009年12月19日(土)〜2010年1月10日(日)

誠に勝手ながら、上記の期間、Beeはっぴぃをお休みさせていただきます。製造元コンビタ社がクリスマス休暇のためです。
2010年は、1月11日よりご注文を承ります。

どうぞ引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いします。

皆様にとって、2010年が幸多きすばらしい年となりますようお祈り申し上げます。
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