ちっちゃあー!  気のまま雑記

生まれたときから、小さかった写楽。
小さくて、細くて、足なんかすりこぎぐらいの太さしかなかった。
足のうらだけがやたら大きく、まるでフィンをつけたようだった。

おっぱいの出が悪かったのか、なかなか大きくならず、いつも標準グラフの下のラインにやっと届くか届かないかだったきみの体重。
上から「頭囲」「体重」「身長」のグラフなのだが、体重が少ないのだ。
かろうじて標準のゾーンにはいるかはいらないか。

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あまりにも体重が増えないので、ドクターにも相談に行った。
心配ないと思うけど、様子をみようと言われた。

離乳食をはじめてから、少しずつグラフが上を向いた。
大人と同じような食事が少しずつできるようになった今、やっとニュージーランド人の女児の標準体重に近いところまできた。

身長は標準以上あるのに、体重は少ない。
背の高いやせた子だった。

15ヶ月検診で、体重9.6kg、身長80.5cm。
日本人の同じ年齢の子と比べてどうなのかな。
生まれたときは、体重2.68kg、身長50cm。
ずいぶん大きくなったもんだ。


生まれたての写真を見て私が「ちっちゃー!こんな小さかったんやー」と言うと、同じように写楽も「ちっちゃあー!」と叫ぶ。
アルバム=ちっちゃー!と認識したようで、アルバムのはいっている棚の扉の前に行って、中を指差し「ちっちゃー!ちっちゃー!」と言っている。
そんなことが言えるようになったのが、ちょっと感動やね。




ニュージーランドの母子手帳。
結構、大きいねん。


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薄手の本ぐらい厚みがある。
医者やプランケットナースと、この母子手帳にいろいろ書いてやりとりする。


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それは、日本と同じなのかな。
日本の母子手帳って写真でしか見たことない。


ニュージーランドでは生後6週間をはじめとして、何度も予防接種をうける。
写楽、いったいもう何本予防注射をしたことか。一度に2〜3本の注射を少なくても5回は受けてるぞ。
三種混合はもちろん、髄膜炎の予防注射だけでも、4回もあるねんもん。
生後15ヶ月にまた予防注射があった。

そこで、面白いなと思ったことがひとつ。
「予防接種のお知らせ」みたいな手紙がホームドクターから届くねんけど、それが保護者宛でなく「本人宛」なんです。
写楽宛に、ナースから以下のような手紙がきた。

「写楽へ。こちらの記録によると、あなたは、生後15ヶ月の予防接種をうけなければいけない時期になっています。
おかあさんかおとうさんに、注射の予約をしてもらってね。もし、すでに15ヶ月の注射を受けているなら、そのことをナースに知らせてください。○○メディカルセンターナース キャロルより。」

本人宛にしても、読まれへんやろ!
1歳児が「注射もうすませましたーっ」てナースに言われへんやろ!


日本だと保護者宛にくるよね、きっと。
ニュージーランドでは、事情があって、子供の実母が一緒に暮らしていないことも多いから、こういう措置をとるのかな。
子供本人宛に手紙がくれば、保護者以外でも誰が見ても子供に関する内容の手紙だということがすぐにわかるもんな。


前の予防注射では泣かなかった写楽。今度は、注射される前から大泣き!
前回、我慢強い子やと思って感動して泣きそうになっていた母であったが、我慢強かったのではなく、単にわけがわかっていなかっただけだと判明した。
今回はちょっと知恵がついて、何かこわいことをされるというのがわかったのだろう。


注射が終わったとたんに泣き止み、ナースにジェリービーンズをもらって「どーじょー(この場合は『ありがとう』の意味らしい)」と深く頭を下げるあほさがたまらなくかわいい。

河童が「おまえは、本当に子供だましみたいなことで、だまされるねんなあ」と感動していた。




折れ線グラフが黄色ゾーンのぐっと中にはいったのはうれしかったなあ。
「かあちゃん、よくやってるね」と言われた気がした。
母とは、数百グラムに一喜一憂する存在だ。
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