私の嫌いな10の人々  気のまま雑記

私の嫌いな10の人々

1.笑顔の絶えない人
2.常に感謝の気持ちを忘れない人
3.みんなの喜ぶ顔が見たい人
4.いつも前向きに生きている人
5.自分の仕事に「誇り」を持っている人
6.「けじめ」を大切にする人
7.喧嘩がおこるとすぐに止めようとする人
8.物事をはっきり言わない人
9.「俺、バカだから」と言う人
10.「我が人生に悔いはない」と思っている人

中島義道氏の「私の嫌いな10の人々」という本の表紙に書いてあるコピーである。
彼は「いい人の鈍感さが我慢できない」という。


ちょっと笑ってしまった。


1〜10の中島氏の嫌いな人々、私は1〜7の人は好きだ。
いつもニコニコしている人、常に感謝の気持ちをもっている人、前向きな人、どれも魅力的である。
しかし、自分で自分をそうだと言う人は、いっぺんにあやしくなる。

なんかあやしくないか?
「私は笑顔を絶やさないの」とか、「みんなの喜ぶ顔が見たい」とか、口に出して言う人は、うさんくさい。
「ほんまか?オマエ!」と言いたい。


8.の物事をはっきり言わない人というのは、時によりけりやな。
はっきり言わないほうがいいこともあるし、はっきり言ったほうがいいときもある。


9.の「俺、バカだから」という人が嫌いだという意見には賛成。
「そんなことないよ」と言ってほしいのだろうが。
「俺、バカだから」という男には、「知ってるちゅうねん!開き直らんと賢くなりーな」と言いたい。
俺、バカだからの言葉には、失敗しても非難されないための逃げ道を最初から用意しているような卑怯さを感じる。
「俺は賢い」と自分でいうのもいかんね。

あ、でも気がついたら私も言っている。
「私、あほやねん」
自分があほやということは知っておかないといけないけど、「あほやから知らんねん」と開き直ってはいかんね。
無知はいばってはいかん。


私は「えらそうな人」が嫌いだ。
だから、きっと実際に中島義道さんに会ったら嫌いになるだろう。
「私の嫌いな10の人々」も本の中身を読んだら、腹が立つかもしれない。
きっとえらそうなことが書いてあるんやろな。


でも、この本の表紙の言葉にはちょっと笑ってしまった。


年々、腹が立たなくなっている。
若い頃は、世の中や大人や自分が大事にされてないことや不条理にすべて怒っていた。
だんだん、腹が立たなくなってくる。
「まあ、しゃーないやん。ええんちゃう?」という気持ち。
こんなヌラリヒョンな私に対し、きっと中島氏は腹を立てるだろう。
この人、いつも怒っているもんな。
「それは違う」と私のすべてを否定されるだろう。
それが哲学者か。
「そうじゃない、それは違う」から哲学がはじまる。


哲学者とは、一緒に暮らされへんわ、私。
「そうやなあ、わかるわあ」と共感されたいもん。
赤ん坊でも、そうやで。
頭ゴンとぶつけた写楽に「痛かったなあ、よしよし。」となでてやるとニコニコ笑うもんな。

時間と空間を母と共有することが彼女のすべて。
赤ん坊を育てるのに哲学はいらん。
考えている時間はない。



...こうやって、毒にも薬にもならない役に立たないことを、つらつらと書くのが哲学の始まりなんやろか。
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疲れてるのん?眠いのん?  気のまま雑記

今になってわかった。

例えばホームパーティによばれ、たくさん食べて、ワインもたくさんいただいて、夜もふけ、少し酔って眠くなってきたとする。
「ふぁー」とあくびが出そうになる。

「Are you tired? 」と聞かれる。
私は、いつもこう答えていた。
「No, I'm not tired, just sleepy a liitle bit.」

ううん、疲れてないよ。ただちょっと眠くなっただけ。
そう答えていた。
せっかく時間を共有しているのに、「疲れてた」というのは失礼やもんな。

そんなとき、聞いたてくれたほうは「あ、そう。...そうなのね」みたいな反応。


最近になって気がついた。
英語では、そういう言い方をするもんなんじゃないか?ということ。

酔って眠くなる。
夜になって眠くなる。
眠くなったときに、tired(疲れた)という単語をつかうものなのではないか?


そういえば、Sleepyという言葉は、あまり使わないみたい。
睡眠薬を飲んだり、催眠術をかけられたりすると、sleepyになるのだろうけど、夜になったり、お酒を飲んだり、いっぱい遊んで眠くなるのは、tiredなのだ。
つまり、tired?と聞いているのは、「(疲れて)眠いの?」の意味だったわけだ。


だから私が言っていた
「 I'm not tired, I'm just sleepy」という言葉は、なーんかおかしい。
「眠くないよ、ただ眠いだけ。」ということになる。
言われたほうは、「はあ?何を言うとんねん?」と思っただろう。

「あ、そう。...そうなのね」みたいな反応は、「このひと、何言うてはるのー?わからんわー、あほちゃうかー」ということだったのだ。


あれ?もしかしてこの単語は、こういう意味でつかう言葉なのかな。
...とずいぶんたってからわかる。


ニュージーランド人は優しい人が多いから、「英語、上手だね」と言ってくれるが、「上手やね」と言われているうちは、ちっとも上手ではないということなのだろうね。
流暢に話せる人には、上手とは言えへんもんな。
上手でない、まったく話にならない!...のは自分でよくわかる。


ニュージーランドにきて9年。ずっと英語で苦労し続けている。


一番難しいのは英語での雑談。
たいしたことを言ってないのに、「perdon?(何て?)」と言われると、気持ちがしゅんとなる。
英語が通じるように一生懸命聞いて、一生懸命話す。
私はまだまだ実力がないので、一生懸命にならないといけない。
疲れる。
身体がつかれているときは、英語を聞きたくないし、話したくなくなる。

日本語でこれなんていうんやったかいな?と日本語の単語がでてこないときもある。
「ビジネスアポイントメント」って日本語でなんていうんやった?
「仕事の約束?」...ちょっとちゃうな。
うーん。

英語も話せない、日本語の単語もど忘れしてしまう。
じゃ、きみはいったい何語が話せるねん?と言われてもしかたない。

もう、いいや。
本読もう。
と日本語の本に逃げる。

そして、本を読みながら眠くなる。
これは、tiredなのか?sleepyなのか?



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みゅーじっくたいむ  気のまま家族

最近、写楽の話ばっか。
もっと他の話題を、と模索中なのでもうしばらくお待ちを。

ロトルアは、今朝マイナス2〜3度。トイレの水が凍っていた。
今年の寒さは異常である。南島は雪で学校閉鎖されているらしい。
朝からガンガン暖炉に火をくべている。
河童は仕事のため、ホッカイロ持参ででかけていった。


さて、では本題。
写楽っちは、たまに「ミュージック・タイム」という集まりに参加している。
1〜3歳ぐらいの子供らが集まってみんなで歌ったり踊ったりするのだ。
今のところ、写楽が参加者の中では一番小さい。
一人で立つこともできないし、踊ることなどもちろんできない。
おかんがかわりに踊るのを不思議そうに見て、時々「えへ」と笑うぐらいだ。


小さい子らが、お尻をふったり手を振り回したりして踊るのは実にかわいい。
マラカスを振っている姿などは、かわいくてかわいくて、ヒトの子なのに思わず頭ガシガシかじってやりたいぐらいかわいい。
写楽は、マラカスや太鼓は「食いもん」だと思っている。
みんなが好き勝手に(音楽に合わせてということになっているが)、鈴を振り、カスタネットや太鼓をたたいている時、写楽は一心不乱にマラカスをかじっている。
その姿もおもろい。


「ミュージックタイム」開始を座って待っている写楽。


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好きな楽器を取りに行く子供たち。

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歌と踊りが終わったら、ビニールシートに座ってモーニングティー。ビスケットがもらえる。子供が何かを食べているところを見るのが大好きな私にとって、このモーニングティタイムはすごくよい。
一生懸命食べている子供らをみると、泣きそうになってしまう。
写楽は、ビスケットの前にビニールシートを食う。
歯もはえていないのに、いっちょまえにビスケットも食べようとする。



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注意:手前のはげ頭は、笑福亭鶴瓶師匠ではありません。



参加すると、手に「足」のハンコを押してもらえる。
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年齢に応じて、こういう集まりの場がたくさん供される。
ニュージーランドは子供に優しい国だ。

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8月20日を憶えておこう  気のまま家族

忘れないように、書いておこう。

今日、きみは立ったね。
横になっている父ちゃんのひざにつかまって、よっこらしょと立ち上がったね。

寝ているしかできなかったのに、座れるようになって、動き回れるようになって、そして、今日、立ち上がった。

視線が30センチ上にあがった。
寝ている父ちゃんを見下ろした。
なんとも誇らしそうなうれしそうな顔をしたね。


生まれてもうすぐ8ヶ月。
はじめて2本足で立てた。

きみの誇らしそうなその顔に、おかんはなんて声をかけたらいいのかね?
「お!お疲れさん!」
思わずそう言うてしまったわ。


I am proud of you.
大好きやで。

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お盆、予防注射、寒波  気のままニュージー

そっか、今日はお盆だね。
づみさんのブログにお盆の迎え方が書いてあった。
「お盆」を英語で説明するのは難しい。
「亡くなった人たちが、お家にかえってくるweekだ」で、いいのかな?
帰るところのない無縁仏さんたちが、水辺に集まるから、お盆に海や川に遊びに行ったら「ひかれるよ」と昔ばあちゃんに言われた。
怖いこというなや、「ひかれる」て。
そうだ、お盆だ。

お盆の今日、写楽の4回目の予防注射に行った。
今日は、髄膜炎(ずいまくえん)の予防接種。
ニュージーランドでは、髄膜炎の発症が多く、2004年から子供は予防接種をうけることになった。
この予防注射、かなり痛いらしい。
写楽は、針のささる瞬間だけ「ううーん」と言って眉をしかめたけど、泣かなかった。
そのあと、注射の看護婦さんにニッと笑ってみせた。
すごいやつだ。
「アンビリーバボー!あなたは、なんて強いリトルガールなの。笑ってるじゃない!」とほめられた。
おかんのほうがいつも泣きそうになる。
注射のためか、ぽわーと赤い顔をして、今昼寝している。


お盆に注射をした今日、寒さのぶり返しか、霜がおりた。
寒い。
今年の冬はすごく寒かった。
8月半ばをすぎると、少しずつ、春の気配のロトルア。
桜が咲き始めた。
もうすぐ春だ。
9月になると、羊の赤ちゃんが生まれる。
石楠花(しゃくなげ)が咲き始める。


春は、そこまできている。
お盆やけどな。


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河童がオーダーした暖炉の柵、届きました。
高速回転&高速ハイハイする娘っこがいても、これで安心。
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きみは白ヤギさんか?  気のまま家族

コリーンから、手紙が届いた。
さっそく...

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...食べる。

なんでやねん。

自分の靴下も、おかんのパンツも、本も、なんでも食う。
うんこのつまったおむつも食べようとする。
「スカトロ」という言葉をおもいだした


なんでもかんでも口にいれるのは、いつごろまで続くのだろう?




最近、一人ぼっちにされると、泣く。
この世の終わりのように悲しそうに、「ううううー。えーん。」と泣く。
抱きあげてやると、胸にぴったりくっついてきて、泣くのをやめる。
でもなかなかヒックヒックとしゃくりあげるのが止まらない。

かわいくて、かわいくて、もらい泣きしてしまう母は、あほだろうか?
うん、あほだ。

いつかおかんがいなくても平気になって、友達のほうがよくなっていくんだろうね。



河童父さんに風呂にいれてもらい、「特訓」をうけている。
上に持ち上げられて、いきおいよく肩までお湯につけられる。
何度もザブーンとつけられる。
しぶきがあがって、写楽の顔にも水が飛ぶ。

何の特訓なのかは、よくわからない。

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あれから10年たちました  気のまま雑記

美しいニュージーランドの山に感動した。
1996年7月だった。

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これはトンガリロ国立公園の山々。
このルアペフ山麓は、ニュージーランド北島で一番大きいスキー場である。この山は1995年に噴火したため、翌年の96年はスキー場が火山灰のため閉鎖されていた。

スキーはできないけど、この山を間近で感じたいと、タウポに泊まることにした。
オークランドからB&Bを予約するすることにした。
最初に電話したところには、満室だとことわられた。
この1軒目にことわられたことが、布石であった。
2軒目に河童が電話したのが、この人たちのB&B。
1軒目に、ことわられてラッキーだった。
なぜなら、そのおかげでこの人たちに会えたから。

親愛なるボブ&コリーン。

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はじめて会ったときから、気があった。
ワインをたくさんごちそうになって、一緒にダンスをした。

3泊した。
日本に帰りたくなくなった。
オークランド行きのバスに乗るとき、寂しくて涙が出た。
日本に帰ってからも、手紙を書いた。


翌年97年。
私達はニュージーランドに移住した。
偶然にもタウポから車で1時間のロトルアに住むことになった。

ボブとコリーンにことあるごとに、会いにいき、手紙を書き、電話をした。
何度かボブとコリーンのB&Bに泊まりにいっているうちに、もう私達は友達だから、宿泊費はいらないと言われた。


暖かく、優しく、賢く、強い。
そしてユーモアのセンスがある。
出会いは、偶然だったけど、この人たちに出会えたことは、神様が私達の人生へくれた大きなプレゼントである。


親子ほどにも年齢が離れているが、大好きな大事な友達。
河童の両親もボブとコリーンに会いにきた。
私の両親もボブとコリーンに会いにきた。
河童の姉さん夫婦も私の弟夫婦も会いにきた。

ボブとコリーンの友達もうちにやってきた。
ボブとコリーンの金婚式パーティにも出席した。
2004年にはボブとコリーンと一緒に日本に帰った。
箱根や京都に一緒に行った。
タウポは箱根と姉妹都市なのである。
箱根町長に一緒に会いにいった。
行く先々で、ボブとコリーンは友達ができる。
私達の友達は、みんなボブとコリーンのファンとなる。

ボブとコリーンは、「あるある大事典」に出演した。
コリーンは、100人ぐらいの前で「日本について」の講演をした。
私は浴衣姿で、アシスタントガール(?)をした。


2006年7月。
出会ってから、10年たっていた。
「10周年記念のディナーをしよう。」と、コリーンが家に招いてくれた。
10周年スペシャルケーキが焼いてあった。

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We are very lucky to meet you and have a wonderful friendship with you.
コリーンが何度もそう言った。
ボブはいつものようにだまってニコニコしていた。
ろうそくの火がゆれてにじんだ。

コリーンと一緒にろうそくの火を吹き消そうとしたが、2ドルショップ安物のろうそくなので、なかなか消えず、だんだんに火が大きくなって、ボーボーと燃えた。
ケーキまで燃えそうになった。

「きっと死ぬまで、私達の友情の火も消えないのだろうね。」
ちょっとくさすぎるセリフを口にした。
コリーンは、oh!Yes!と何度も言った。


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写楽が生まれたとき、二人は「10人目の孫ができた」と本当に喜んでくれた。

いつの日か、この人たちがこの世からいなくなる。
その日のことを考えただけで、泣きそうになる。

10年間、友達でいてくれてありがとう。
これからもどうぞよろしく。





追記*
8月9日
ばあちゃんが亡くなってちょうど1年。
妊娠していたため、大事をとって帰国しなかったので、最後のお別れもできなかったけど、きっと、わかってくれてる、見守ってくれてると思う。
今晩は、ばあちゃんを思って乾杯します。


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